を考える - Obayashi

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Transcript of を考える - Obayashi

Page 1: を考える - Obayashi

上町台地 ・ 天王寺区夕陽ケ丘町口縄坂(写真/倒)大阪都市協会)

4

....................................................................................................................................................................................................................................................................

・E務明男?支持境警捜紫煙概〉 す摂究明~'?iけ三宅情:ヴどれが夕刊:"f''·:;~0.""f'0JY'T『????町村手:万三市町マヲヤ'?'ぺ町Jηr.'l''·7 ;•;···-'.'·'.:'·-".''''-;三日ぺ.--· ... :·~: ;.• '.p7キキ ··:':,··_,巳示内.··::·'r""?j 園田・・幽』

を考える

大林組フ。ロジェクトチーム

3

Page 2: を考える - Obayashi

一、

大阪の縁をめぐって

大阪における緑化への関心

大阪において、緑の必要性が指摘され

るようになったのは、

いつ頃からのこと

であろ-フか。

大正十年と十五年に、

先駆けて樹木被度の調査を実施している。

大阪市は全国に

戦前のわが函としてはきわめて進歩的な

当時すでに行政自体が、大

阪の緑に関してかなりの問題意識を持つ

試みであり、

ていたといえるだろう。

氏昭が和

の主 始にめ災に害 は

せき

当時の大阪市長・関

保健衛生対策として

ノ・

三平方灯と大幅に増加する

ちなみ

に此界の大都市における

一人当たりの公

園面積は、以ドのようになっている

〈世界の大都市に見る

一人・1たりの公園

而柏〉

ニューヨーク

九・ニ(千万灯)

サンフランシスコ

ロンドン

三0・問

ローマ

スト

クホルム

八0・

一三

ベルリン

ノ、

レニングラード

キャンベラ

七0・五

カイロ

ジャカルタ

一・五

バンコク

0・四

次に街路樹について見ると、大阪は街

路樹木数こそ東京より少ないが、街路樹

大阪における緑色地帯の必要性を説き、

「われわれの住居し得ベき都市を建設す

る第一の条件はいかじして緑色地帯を保

留し得るかであるL(『都市政策の理論と

実際』)と記述している。緑色地帯とは、

公園、競技場、運動場、墓地、農耕地、

樹林地などを意味しており、現代におけ

る都市緑化計画の考え方と相通じる要素

も少なくない。

その後、昭和三十九年には、大阪市は

未来

一OO年にわたる『緑化宣言』を行

これは大阪における緑の絶対量不

足を解消するための、長期的展望である

った。

といえる

また昭和五十六年には大島靖市長が年

指数では来示、バリを上阿っている。

た、街路樹密度。ては、点点の二倍の数値

をポしている。

このように公固と街路樹については東

京よりむしろ優っているはずの大阪が、

「緑の少ない町」とされるのは何故であ

ろ-フか。

その理由のつが、樹被率の項に見ら

れる。

東京

ては

一、

000平万日以上の

面績を占める樹林地が二・

九訂あるのに

対し、大阪は六OO平方灯以上の樹林地

ですら、一・

五引れしか存在していない

つまり大阪には、公園と街路樹以外のま

とま

った状態での緑(地)が、極端に少ない

のである。

空撮写真によって比較すると、

それは

一目瞭然となる(嗣頁写真参照)。

東京の都心部には、皇居、明治神宮などの

公園面積仁は含まれない緑のまとまりが、

いくつも見られる。

ところが大阪の中心

部ては逆に、天王寺公閣、大阪城公園、

大阪市 東京都( 23区) ノ T I)

市街化区主主面積 20, I I Iha 59, I 06ha 8, 700ha

市街地入口 262万人 830万人 260万人

人口密度 126人 ha 140人 ha 300人 ha

公園面積 687ha 2, 181ha 327ha

公園面積率 3.3% 3.7% 3.7%

・( 24 . 9%)

|人当たり公園面積 2.Gm' 人 2 . Gm’ 人 I .3 m’ 人

(全国平均4. 5 m' 人 ) ぺ8 . 3附 人)

街路樹本数(高木) 131 ,202本 184 '022:;$::. 87 '700本

街路樹指数20人本 45人本 30人本

(I 本当たり人口 )

街路樹被覆面積 330ha 250ha

街路樹被覆面積率 1.7% 2.8%

街路樹密度 6.3本 ha 3. I 本 ha I 0本 ha

1.5% 2.9%

樹被率 ( 0.06ha以上) (0. Iha以上)

3.2%

(0. 06ha以下)

保存樹47本 89本

(:去律に基づくもの)

〔表ー l 〕大阪と他都市の緑

参考資料: r録の作戦』 高橋理喜男著他より

傘 ( )内は近郊の森を含めた数値 大飯・東京の数値は昭和58年調べ

公図面積には園、都(市)、区などを含む

頭所感において、

エンジを図るため

大阪の町のイメー

ジチ

AAZ官、

花と緑など

よる

『美し

い大阪』の町づくりを推進し

ていく決意を述べられている。更に五十

七年に大阪府が実施し

『快適環境づく

のアンケー

ト調査結果を見ると、「快

hノ

』適な環境をつくるために行政対策で何を

すべきかL

との質問に対し、大阪市民は

五0・

四軒の高率で「緑化」を支持して

いる。

これは、大阪府域内の他地区t

較して、高い数値である。

このように大阪の、とりわけ市内にお

ける緑の必要性への関心は、数十年の問

に行政から市民レベルへと急速な広がり

を示してきた

現在では、緑化は大阪市

靭公固なE

の公園以外には、広大な紘地

が見られない。

この差異がそのまま、町のかは似の印象。

を形成しているのである。

大阪に緑が少ない理由

華街に見ると現在の大阪は、西に海

を望み、三方を北摂山系、生駒山系、金

剛山系、和泉・

葛城山系という豊かな自

然に固まれた大都市ということができる。

しかし、上町台地を背骨に東丙に広がっ

ている大阪平野は、

縄文時代には台地を

除いて大半が海であった

上町台地の東

側は河内湾を形成していたが古墳時代に

は湖になり、平安時代以降沖積平野とな

った。一方、現在の大阪市の中心地があ

る上町台地の丙側も、海蝕による磯の拡

大と河川のデルタの発達により低地とな

り、秀吉以降に人工的に盛±なEで都市

化された。

そのため、土壌条件が悪く一

般的にみて大きな樹木に適した土地とは

LL

カたい

反対に、河内湾の時代から半島状に海

に突き出ていた陸地が、現在の上町台

地である

そこは早くから難波宮、が営ま

れ、石山本願寺が建立され、大阪城が築

造された地でもある。

現在の大阪仁おけ

る数少ない高台である上町ム口地には、傾

斜地が多く、そこには豊かな緑が繁って

いる

地勢的要因の中で

もとりわけ土壌的要因と、大半が平坦地

であるという地形的要因とが、大阪中心

部における緑の少なさを決定付けている

大きな理由の一つということになる。

次に歴史的に見ると、大阪は奈良、京

これらの、』とから、

全体の総合的なテl

マとし

て、推進さ

ている。

大阪と他都市と

の比較

大阪の緑の現状を、他都市と比較して

みた場合

どれほどの違いがあるのだろ

うか。表1は、大阪、東京、パリの一二都市

における緑の量を、

多角的に比較したも

のである。公園について見ると

大阪は

公園総面積こそい東京の三分の

一以下だが、

一人当たりの公園面積は二・六平方μと

東京と同程度である。パリの場合、一人

当たり一・三平方Mと極端に少なく忠わ

れるが、プロ|ニユとヴアンセンヌの森

(合計が一 、

八四Oひ)を加えると、

E韮

都に次「古い都市である。

織田信長が「大板はおよそ日本一の境

地なり」と看破したように、政治・

経済

文化・

交通のあらゆる面で、極めて優

位な地理的条件を備えていた。

人と物の

集結が容易であり、とりわけ豊臣秀吉に

よって町づくりが実施されて以後の大阪

は、急速に近代都市としての規模と内容

を充実させていった。現在の市域の約三

分の

一は、人工的に埋立て、盛土された

造成地点であり、そこに流通を基盤とした

大都市・

大阪が繁栄してきた。

町づくりが行われた当初より、市街地

では人口密度が古川く、江戸時代て一ひ当

たり一二OOi

四OO人、工業都市化が進展

した大正末期には、南区(一ひ当たり八

三一O人)を筆頭に都心の区部では軒並み

四OO人を超えていた。

しかも住宅は低

層であるため過密化し、空地が乏しく、

緑のための余地は非常に少なかったので

ある

一大商都として栄えた大阪は、

町家が主流t

なり、広大な庭園を持つ武

家屋敷は僅かであった。江戸時代の江戸

と大阪を比較すると、江戸では武家地約

六割、町人地約二割であるのに対し、大

阪は武家地約二割、町人地約六割といわ

れている。その影響は現在でも残り、東

京二三区内の第

一種住宅専用地域は二五

軒を占めているが、大阪市ではゼロである

更に商人の町・

大阪では実利性が尊重

され

河川や堀割の河岸は植樹用地とし

てよりも舟着場、荷揚場などに高度に利

用されていたこ

とも、緑の少ない理由の

B

E、

44日+人

一つとなった。

以上のような基本的要因を踏まえ、大

5

*樹被率=総面積に対する樹木で覆われた面積の割合

6

Page 3: を考える - Obayashi

I"!"刊v一日町一.......,... ..π円一…づ..,,押宵~·一一一"7'~ ~- ...寸???、 f •. よP 【.... , 日明司 よ 4 ' 、、, ,、 句 、 v ー ; 一一一;一二 マ明---·’·- ~ F九 一山.,. "'"''"~…...... , ....叩問問干刊一一町内

台地軸(主軸)

,可川紬(主軸)

幹線道路軸(劃馳)

高速道路軸(劃軸)

娼割輸(副華由)

.. 公園

・交通網は概略図で示してあります。

大阪青お也軸構想、図

トいされた造成地であり、しかも急激な都

市化が進んだ。

安十くから高密な商都として栄え、緑の

ための余地が乏しかった。

③町人地が多く、武家地が少なかったた

め、東京と比較すると庭園など過去から

の緑の遺産が少ない。

〈イメージ的要因その他〉

阪に緑が少ない理由砂晶4理するt

、次の

ようになる。

〈地勢的要因〉

①大阪の中心部の大半は沖積平野の低湿

地にあり、元来、樹木が少なかった。

②水はけの悪さや都市土壌などのため土

壌条件が良くなく、

樹木が育ちにくい。

③。水の都。の名の通り、緑地の代りに

河川や堀割が貴重なオープンスペースt

して機能してきた。

〈歴史的要因〉

①市域の三分の

一は人」ム的に埋立て、盛

①現在の大阪における中心地や主要駅の

位置と、緑の多い地域とが

一致していな

いため、緑のアピール性に欠ける。(例え

ば東京では、上野、新宿、渋谷などの近 国立大;病揮

・ 井原西筒の墓

・近松門左衛門の墓

谷町筋

en

・ 四天王寺

ト\)

くに、広大な緑地や公園が見られる)

②町に起伏が乏しいため、視覚的に緑が

目立ちにくいよその反面、三方を緑の六

甲、北摂、生駒の山々で固まれ、中央部

の不足を視覚的に補っていた)

こうした多様な要因が複合的に絡み合

い、緑が少ない町・大阪の現状となって

いる

。今回、大林組プロジェクトチiム

は、緑化、植生、都市計画など多角的な

見地から、これら要因を検討し、『大阪緑

地構想』の出発点とした。

一一、

大阪緑地構想

『大阪緑地構想』の基本概念

大阪市は、人口二六O万人を超える、

世界有数の商業都市である。しかも、豊

臣秀吉による町づくりから数えても、す

でに近代都市として四OO年の歴史を有

している

従って『大阪緑地構想』には、

そうした都市としての規模や性格、そし

て歴史性なEJT考履しつつ、同時に大阪

を新しい緑の町へとイメージチェンジさ

8

Page 4: を考える - Obayashi

せる、総合的な視点が不可欠のものとい

・えヲ心。

そこで大林組プロジェクトチlムは、

構想の基本的な考え方を次のように設定

した。

⑨緑の一般的機能を重視した計画である

-』シ」

すでに示したように、世界の先進国諸

都市では

一人当たりの公園面積も広く、

都市における緑の効用を重視した計画が

立てられている。

緑の機能としては、グリーンコンタク

ト機能、環境保全・保健休養機能、防塵

・防音機能、温度・湿度調節機能、酸素

収支の安定保持機能、美化・修景機能な

どを始めとして、多岐に及んでいる。い

ずれも人聞が都市生活を快適に過ごすた

めの不可欠な要素だが、とりわけ過密化

する現在の都心部においては、生きた自

然が人間にもたらす精神的効用を見逃す

ことはできない。生きた自然こそ、人間

と白然との宣重な根源的関係を同復する

ものであり、人聞が自然と共存していく

ことの意味を、知実に物語る存在だから

である。

世界各国の大都市が、早くから都心部

の緑地や公閣を保護、整備してきた理由

も、そこにある。大阪における緑化を考

えるに際しでも、こうしたさまぎまな緑

の機能を十分に少召慮した上で、計画の立

案を行うことが大切である。

⑨大阪の緑の特性をいかした計画である

-』レL大

阪は町人の都市として発展する中で、

独向の庶民文化を育ててきた。「緑の少な

い町」とはいえ、上町台地やその周辺に

『大阪緑地構想』の考え方

は庶民の遊び場ーとしての緑が、まったく

無かったわけではない。江戸時代の『浪

花百景絵図』には、桜之宮、萩の茶屋、

桃ケ池などの花の名所が描かれ、桜の生

〈たま

同魂神社、梅の夕陽丘とともに、物見遊

山の場所となっていたことが知られる。

これらの多くは、都市化につれて姿を消

したが、現在でも地名にその名残を留め

ている。

相乗効果による緑のデザインを考慮した。

更に、都市の緑化は、単に緑の量を増

やすばかりでなく、ぞれが地域住民に愛

され、なじみやすいものとなることが大

切である。そこで緑化の考え方の中に、

町内行事などを盛り込み、町の緑を住民

の生活の中に生かしていくための提案を

行った。

⑨二十一世紀への緑の遺産づくり

現在の大阪は、前述したように、庭園

など過去からの緑の遺産が少ない町であ

る。都市としての成立過程から見て、今

まではやむを得ない両もあったが、今後、

大阪が緑濃い町へと生まれ変わるには、

やはり遺産と呼べるにふさわしい緑の創

造を行っていく必要がある。現在の住民

たちから愛されると同時に、子の代、孫

の代の人々が守り育ててい、』うと思える、

質の高い緑、あるいはシンボリックな緑

こそ、

二十

一世紀の大阪のイメージを代

表するものといえる。

また町人たちは知恵を働かせ、小規模

ながらも緑と接する場も創造している。

例えば、町家には通り庭があり、茶室が

つくられ、そして坪庭という関西独特の

内庭を発達させた。坪庭は、敷地いっぱ

いに建設された町家の中の小さな緑の空

間に過ぎないが、やがて茶の湯の大衆化

に伴い茶庭風坪庭として結実した

こうした町人文化の成果である坪庭な

どを積極的に採用し、構想全体に大阪ら

しい緑の特性をいかす、」ととした。

⑨民有地緑化・官民一体の緑化・住民参

加の緑化の推進

公共的な緑化が、最近ある程度の進展

を見ているのに対し、立ち遅れているの

は民有地の緑化である。特に大阪はその

傾向が強く、全体的な緑化計画にも影響

を与えている。そこで民有地の、特に目立

ちゃすいセミパブリックな部分の緑化を

重視し、それぞれの地域にふさわしい緑

化手法を採り入れた。

また、

『大阪緑地構想』の展開

ハ門グリーンストラクチャー(緑軸)の設定

〈主軸〉

大阪の町仁、緑の息吹t

自然の秩序を

与える骨組みとして、グリーンストラク

テャl

(緑軸)を設定する。これは主軸

と副軸から形成され、主軸は台地軸と河

川軸とからなる。大阪の町を、緑と水の

巨大なリンク(環)により包み込み、『大

阪緑地構想』の骨格を成すものであり、

自然性と歴史性を兼ね備えたエリアでも

ある。

大阪のような大都市のイメージ

チェンジを図るには、公共、民間の連携

による街づくりの視点に立った総合的な

緑化が必要である。構想全体のアウトラ

インを決定する公共的な緑化と、町の隅

隅までをフォローする民有地の緑化t

a

、ムロ地軸

大阪市の背骨ともいえる上町台地は

「緑の町」づくり

なより 21るり 世都魅紀市カへのあ向創るけ造 、 て

{主 σコみ町たづくく

西日本の中枢

大阪大都

市圏の母都市にふさわし

い顔づくり

居住者の座標軸、心の拠

所となる座標軸、コミ斗ニ

テイの核となる湯の形成

過密な都市のなかでの空

間性の享受と、非常時の

防災避難の場所の形成

増大するレクリェーショ

ンや健康保持とスポーツ

の場の形成

9

市の緑化計画では緑を中心とした景観整

備地区に位置付けられている。今回の構

想では、この大阪市案を基本として発展

させた。

上町台地は歴史、文化、自然のあらゆ

る面から見て、緑地構想全体の主軸に最

もふさわしい地域である。北から桜宮公

園、大阪城公園、高津宮、生国魂神社、

四天土寺、天王寺公園、帝塚山、住吉公

園を経て大和川へと至る軸で、南北約

一キロ灯の細長い台地を形成している。特

に夕陽丘の斜面の緑は、市内に残る唯一

の自然状態に近いものであり、これらの

積極的な保全と、上町台地全域の緑の整

備によって、『大阪緑地構想』の主軸とす

るものである。

の地域はまた、大阪市の東西の接点

でもある。現在、分断されている東西を

結ぶ綜の帯として機能させるため、軸上

に文化施設などの建設を凶りたい。

b

、河川軸

。水の都。大阪市内を流れる代表的河

川のいくつかを結び、その沿岸域を緑化

し、総と水の有機的な連結により、

主軸

の一つとなるものである。北の大川から

堂島川・土佐堀川にはさまれた中之島付

近までは、すでに大阪市の計画案に従っ

て中之島公園及び遊歩道として整備され

つつある。そこでわれわれプロジェクト

チ1

ムは、この計画案を更に延長し、木

津川を南下し、大和川へと続く河川軸を

計画した。これによって緑の帯は、大阪

の都心部に巨大なか緑の環。を形成する

、」ICvとわ怯クQ。

木津川は現在、港湾部における工業地

域としての役割が主体となっている。こ

Page 5: を考える - Obayashi

こを緑化のための河川軸に設定し、既存

の千島公園内にある昭和山なども取り込

む形で整備するこtにより、災害時の避

難用緑道及、びバッファl

(緩衝帯)とし

ての新しい機能を生み出す、』とができる。

将来は、大阪湾岸の整備により緑の臨

海軸を構成し、大阪の代表的河川である

淀川の河川軸と結び、更に大規模な主軸

の環が可能となろう。

〈副軸〉

上町台地のム口地軸、旧淀川・木津川・

大和川などによる河川軸を主軸とすれば、

その両者を結ぶ幹線道路及び堀割が副軸

である

a 道路軸

(幹線道路軸)

ここでいう幹線道路とは、小〈川町筋、松

屋町筋、堺筋、御堂筋、四ッ橋筋、なに

わ筋、国道

一 、

て号線、土佐堀通り、中

央大通り、長堀通り、千日前通りであり、

これらによって大阪の中心部に。緑のメ

シュuを形成する。

御堂筋のように、

すでに銀杏抜本が全凶的に有名な道路も

あるが、大阪の繁華街を貫く幹線道路全

体仁、結のグレードア

プを削るための

紘軸

A

である。

(高速道路軸)

いけ川速道路周辺にも重点的な紘化を実施

する。

従来から大阪は、大阪凶際空港な

どから高速道路を利用して市内に入る場

介、祝党的な紋の乏しきが指摘されてき

た。

本構想では、こうした抗党に訴える

紋の印象についても配慮し、日nM速道路周

辺地域の紋化を阿ることとした。

川ハ体的な子法としては、同辺ピルのMm

主人はじめ

般住民の利用機会は増すに

違いない。

紙の持つきま

ぎまな機能は、

身近で実際的な場でこそ、大きな効果を

もたらすのである。

国民有地緑化

法未概念の草でも述べた通り、大阪で

は民有地緑化の大きな立ち遅れがH

立っ

ている。

民有地の緑は、本来、偶人の楽

しみゃ、建物取体の修景などに機能する

上、ベランダを利用した緑化などが考え

られる。

b

、堀割軸

現在の大阪に残る数少ない堀である東

横堀川・道頓堀川については、堀割軸と

して緑化を推進する。堀割軸をふくめた

緑の河川軸は、かつての。水の都。大阪の

歴史性と雰囲気を、現代に伝えるものと

なるであろう。

ロコミュニティと緑

大阪市内は平坦地が多いため、公園は

特色がなく、大半がスポーツ広場や遊具

を主体とした、西欧的で単

一なデザイン

のものが多い。

そのため

一般の人々にと

ってはなじみにくい。

そこで、庶民性豊かな大阪の風土にあ

った公園へと新たな機能を付加し、公園

を改造をしていく必要があろう。

大阪には、コミュニティの伝統に根ぎ

した行事や祭りが、引在でも残っている。

行事や祭りの場を、町内の緑地や公園に

設定することによって、緑のある空聞を

住民生活と結びつけることができる。

えば、関西独特の行事に「地蔵盆」があ

る。

町内のお守りである地蔵の周辺に紋

地や公閑を整備し、「地威盆」の行事をそ

こで行うことも考えられよ、フ。

また前述したように凶阿独特の紘の文

化泣躍である坪庭を、新しい紋のコミュ

ニティの紘として提案する。一見米はプラ

イベ|卜な内的空間

Jであった坪庭だが、

これを公闘のデ

ザインに取り入れ、大阪ら

しい紋の特性をアピールする試みである。

町内の緑地や公園の中に、問問の文化

である「坪

-陸」や茶一全を造ることにより、

地蔵盆(写真百身俊二)

ものだが、大阪全体の緑化を行うk

で、

町の紘t

しての役剖を市一悦した。

とりわ

け、第二-

打のけにも

t

まる断、外叫明、広

場なE

は、紋化のための丘一一m

一な空間とい

・えのゐ。

第a

m刊住宅ぃ山ドリ川地域

のない大阪

市内

Jては、今後ますます出用化、ピル化

が進む中で、比布紋地はより少なくなる

ことが推察される

このが態を針転させ

るためには、高層化、ピル化と紋の問題

をあらかじめ計両的に適合させていく、』

とが重要である。

とりわけ都心部におい

ては、小さな空間も上手に利川し、大阪

に総のイメージを創造する綿密な演出が

必要となる。

また、

そこで本構想では、次のような民有地

紙化のさまざまな子法を取り入れた。

⑨住宅地医

塀の生垣化及、びセットパックによる空

地の紙化

民有空地の公園緑化利用(公開緑地)

・大阪の緑の構成

一性格づけ イメー ジ イ立 置 要求される機能 計画概要 デザイン

過去からの緑の遺産をよりグレードアップして、将来へバトンタッチ

緑の都市輸 (主軸)マスとしてのボリューム

していく 。上町台地には特に、歴史や市民生活と結びついた緑をふやす。 旧}忠||、

大阪の背骨として市 上町台地 ;上町筋を含む)感、迄間金、古畑性、大

l:J町台地一一寺院のオープンスペースカ駐車場化マンション化しつ木津川ト帯は、水の都・大阪を表現するのに晶童の場所であり、大阪

民の座標軸となるも 旧i忠 II - f:;章川一大手Ulll阪らしさ

つあり、早急な総合的整備を行う。らしさを醸成する。

σ〉|日淀川|ー木津Jll-水辺の整備をよりボリュームアップ(幸見水空間の拡大など)する。

谷町筋、国道ト 2 号線、堺筋、土佐蝿盈り、連続性、季節感、演出性、 主軸を背骨とすれl工、肋骨にあたる部分。 町全体に個性と統一感を与 緑の回廊となるようなデザイン計画を進め、桔休勢定も控えめにし、

ストラクチャーとして 幹草創董路 四ッ橋筋人長蝿通り、なにわ筋、千日前通り装飾性、建物との調和、 え、ソフトな印象をもたらす。 電(話)線を地下士藍生、又は裏道へ移設 電柱を目立たなくする。 看板などの整備を行い、田Tに緑の印象を濃く

の緑 ~lj 統一感、通りのイ回全 するなど、街路樹を生かす工夫を行う 。 し、足元には花のつく潅木帯をつくる。

町に自然の息吹と秩序 高適道路車自阪神高速道路 景観性、車のスピードに 空港や他都市から大阪の中心部へ入るアプローチ道であり、神社でい 高温道路周辺の建物のベランダや屋上を、緑や花で美化・修景し、大

を与える骨千且としての(空港線、環状線) 対応したデザイン えば、緑濃い参道の雰囲気を醸成する。 阪への訪問客を;~かく迎えると共に、市民にくつろぎを与える。

緑を形成する 車自 東横堀川、道頓堀川歴史性、車財む性、空間|生、 水の都 ・大阪の歴史を伝える部分で、埋立て~まぬがれた唯 2 ヵ所の 東横堀川には高直萱路が走っており、 4動宣物に負けない緑の帯をつく

掘割車由 生物との共存(魚) 貴重な堀をL、かす。 る。

;可JI I軸 iお||、 大刺||自然性、開放性、生定眠、

大阪市の地勢的境界(エッジ)となっており、市の半特且となる部分。現在の河川敷公園の植栽に加えて、堤防部みにも緑を施し、全体の質

生物治水 をアップしていく 。

;毎と大阪のかかわりあい魚釣り、野鳥観察、水辺のレクリヱーションをテーマとした公園が計 埋立て地でし力、普釘呆できなしづこ規模なスポーツ公園や、;毎をテーマと

臨;毎軸 南ゑ北港を中心とした周辺の臨海部を示すもの歴史性

画8れているが、更に、弁天埠頭、天保山公園など前コ玄関部分の整 した公園をレイアウ卜する。備を進める。

顔としての緑駅前広場 大阪駅難波駅 美しい華やかさ、都会|金、 都市の玄関。 人間でいえば顔にあたり、良好な雰囲気(イメージ)をつ 若者たちの待ち合わせ場所となるような、華やかて者自会的な広場づく

市民公園 中ノ島公園 非日常性、ロマン くる。 り。

シンボルとしての縁グリーンマス 大阪城公園 象徴?性‘中{;'性

大阪の自然の核となる部分。緑濃い森、鳥や虫の生息するエリアづく 大木を主とした森林公園づくり。緑の微妙なアンジュレーションと、

(鎮守の森) りを行う。 上町台地の昔の雰囲気を再現する。 水の都らしい流れる水により構成する。

都市基幹公園 長居、鶴見車部也城北、千島、靭、扇町等大阪は平坦地が多く、アクセントに欠ける。 一方、水はけが悪〈格体

緑(公園、臨也)の個性化と、全体的存、統)|生を図って、植栽も単調に拠点としての緑

地区公園 また新設の都市基華字公園、地区公園(4ha以上)多様性、地域性、空間企 の生育が良くないため、大規模公園は盛土して地形に変化をつけると せず、パターン、密度、樹高、葉色種類などコントラス卜をつける。

共に、土壌の改良も図る。

コミュニティの核とし 近隣公園南天,商人都島、中大江、生玉、;鳥墓、毛馬西、 季節感、話題性、コミュ 公園の量を増すと共に、各公園に特色をもたせ、更に、公園相互のリ

地域のコミュニティの中心として、利用度の高いものとする。 小規模

愛染等 でも、子どもから老人までが活用できると共に、関西らしさを盛り込ての緑 児童公園 また新設の近肱児童公園( 2 ha以下)

ニティの育成、親密性 レーションを考慮する。む。

建物の外部空間として公共施設の外部空間

官公庁、公民館、学校、保育所、医療堀之図 建物との調和、統一感、 公園、街路樹の緑を補う、貴重な緑部分。 公共施設の外部空間の積極 市の木や花の植裁による特色づけ。 また、シンボルツリーにより演出

の緑 書館、垂間更局等 J寅出性 的活用を進める。 性を高める。

日常のテ'イテールを構民有総也

住居施設(戸建、集合住宅)、商謝包設、業務施 生活感、アメニティ、プライ 緑に対する認識と緑の絶対量をアッフする重要な部分、ビル、マンシ 個人の緑から、自分たちの田Iを構成する緑へと、意識を高める形のデ

成する緑 設、工期信鱒 パシー・アイテツティティ ョン、イさ宅等の緑の質を上げる。 ザインを進める。

坪庭 (写真岩宮武ニ)

o

集合、佐官主の駐車場やバルコニーの緑化

住民の下による記念植樹及、ひ果樹閥、

来聞、花壇などの設置

貸農園、コミュニティ農園、市民間芸

村などの設置

町の保存樹の指定やシンボルツリーの

設{疋

モデル緑化地区指定や緑化協定の締結

⑨商業・業務地灰

ピルの屋ト庭園

歩道の拡張と街路樹の植栽、道路の広

場化

総合設計制度の導入による広場や緑地

歩道(ポケットパ1

ク、グリーンモー

ルなE

)の確保

サンクンガーデンの設置

デッキによる広場や緑地の確保

ウインターガーデンの設置

。壁面やバルコニー

の緑化修景

オフィスランドスケ

l

プ及びウインド

o

ショッピングモー

ルやプラザの緑化

コンテナガーデンの設置

⑨工業地灰

o

大規模なエコロジ

ー緑化

緩衝緑地帯の設定

インダストリアルパlク化及び丁場紋

レい

rnl

以上、民有地緑化の手法の一部である

が、その他、緑化への関心を高める方法

として、緑化基金の設置や緑化フェア、

コンクールなどの開催も芳志したい。

、き

め細かい緑化計画こそ、二十

一世紀の大

阪に。市民の緑。を生み出す機会となる

ものである

ー、ガーデンの設置

大阪の緑化は、以上のように紘が有機

的、システム的に結ぼれることによって

機能を充分に発揮する。また緑の配植は、

ランドマl

ク的な点的で単層なものから、

街路樹の線的な緑や森のような面的で多

層なものまであるため、計画地の環境に

対応した緑の秩序性が必要である。

11 12

Page 6: を考える - Obayashi

ll 山 ~r=緑ッ : -二モ7デル

Page 7: を考える - Obayashi

「林としての緑」ソーン「田園としての緑」ゾーン

『緑の町』計岡の位置付け

大阪市の中央部を東西に横切る幹線道

路の

一つに、長堀通りがある。かつては

その名が示す通り、ぶを湛えた堀割であ

り、市内と木津川とを結ぶ水運の」要路で

あった。現在の長堀通りは、デパート、

商店、オフィスの立ち並ぶ町北みを貫き、

繁華街の心斎橋付近において御堂筋と交

差する、大阪市民にはなじみ深い道路と

なっている。

また長堀通りは、前章の『大阪緑地構

想』

の中で、副軸(道路軸)の.本に設

定したように、台地軸(上町台地)と河

川軸(木津川)とい”3王軸二本を結ぶ存

在であり、大阪緑化の上で極めて重要な

位置を占めている。そこで今同、大林組

プロジェクトチームは、この長堀通りに

着目し、都市緑化の未来プランの立案仁

挑戦した。

現在、同地では都市再開発プランが検

討されつつある。だが、『紘の町』計画で

は、あくまでも将来における緑化を主体

としたモデル地域として長堀通りを設定

し、緑の遺産の少ない大阪に二十

一世紀

へと継承できる夢のグリーン・スペース

の創造をめ、ざして、計画を推進した。同

時に、本計画を、各地の都市緑化のモデ

ル・プランとしても提案するものである。

計画の概要

今回、緑化計画のために設定した長堀

通りの範囲は、東は上町台地への昇り口

に・当たる松屋町筋から、堺筋、J一休橋筋、

御体口恭助、四ツ橋筋、なにわ筋を経て、木

「庭園としての緑」ゾーン「世界の緑」ゾーン

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~I

--~・』ー-~__, ....

津川を越えて松島公園へt

至る地域であ

る。東西約で一キロ灯、幅員五Ojh

ハ四灯、

面積約

一四ひ。松島公園周辺も含めた面

積ては、約

一九ひとなる。

現在、長堀通りは主として車道及、ぴ駐

車スペースとして利用きれているが、本

計問ではそれらは地下施設へと移し、地

仁部の全域をグリーン・

スペースとして

確保した。ちなみにこれは、甲子園球場

五個分に匹敵する規模の緑地tなる。大

阪の町の中央部にこれはE大規模な緑を

創造することにより、都市生活に自然の

息吹を注ぎ、アメニティを増加させ、町

全体に緑のイメージを広げることが期待

できる。またそれは、貴重な都市空間の

多層利用の

一環でもある。

地上部分の基本デ、ザインとしては、山

や谷の変化をイメージさせるため、微妙

なアンジユレl

ションを土地全体に施し

た。また、長堀通りをかつて流れていた

堀割の水を再現し、全体に

一貫して水の

空聞を設けた。道路との交差点付近は土

盛し、グリーン・スペースと道路を立体

交差させる方法により、各エリアの移動

をスムースに行えるよう配慮した。

土壌については、全体に客土及び土壌

改良を施すこととした。客土はマサ土に

パーク堆肥(一五i二or)、パーライト

(一五i

二or)を加える。土壌改良は、

土壌試験に基づき適切な処置を実施する。

また散水については、中水を利用し、

コンピュータによる地中湿度の自動測定

に従って自動的にスプリンクラーから散

水を行い、同時にデl

タも蓄積する。

なお地下部分には、断面図に示した通

り、往復四車線の車道、現在構想中のミ

一一地F鉄及、び、各種公共設備用の共同溝

を設置することとした。

今までにない都市の緑のイメージが、大

阪に誕生することになるだろう。それは

。緑の博覧会。t

もいうべき景観であり、

二十

一世紀には、都市が緑によって文化

的、社会的役割を果たす時代が到来する

かも知れない。

なお、長堀通り「緑の町」計画に要す

る工費見積りは、次の通りである。

各ゾl

ンの計画内容

長堀通りをモデルとしたグリーン・ス

ペースの具体的デザインを行うに当たっ

ては、緑の副軸にふさわしく、季節感、演

出性、装飾性、国際性、連続性、そして

街路の個性などを重視した。また、緑と

土地、人問、及び世界との結びつきをテ

ーマとして、緑の代表的なイメージをピ

ックアップし、それを六、ゾl

ンに表現し

た。

造園工事費六

O億円

(造成・

土壌改良及、び排水工事、植栽、

広場、修景工事などを含む)

建築関係工事費一四

O億円

あずまや

(サイロ、民家、四阿などの建築及、びク

リスタルドーム、グリーンタワl

、緑

①林としての緑||

大阪周辺のなじみ深

い樹木により林の風景を構成する。

②都市?としての緑||

都市の中での先端

的空間と緑の出会いを演出し、同時に

水空間(堀)を再生する。

③庭園としての緑||

町における自然の

取り入れ方を代表するものとして、世

界の、£要な庭園様式を再現する。

④田固としての緑ll

牧歌的田園風景、

お花畑など明るく開放的な緑の雫聞を

創造する。

⑤世界の緑||

世界各地の特色ある植物

を網羅し、生態観察もできる森をつく

ク心。

研究センターなどの工事を含む)

地下関係工事費六九

O億円

(道路用シールド二本、ミニ地下鉄、地

下駐車場を含む)

島骨Jdhh4l

4畑、合舟mz=回

八九O億円

作業を終えて

世界の大都市でも海と山が近接してい

る都市は数少ないといわれている。

その

点、大阪は位置的に恵まれてはいるが、

心理的には海も山も遠く、自然も少ない。

しかし、この二、二一年大阪の緑は街路

整備に伴い、自に見えて増加した印象が

強にまた上町台地の緑の濃い夕陽ケ丘

付近を散策すると、大阪の一つの側面を

再発見できる。

今回の構想を通じ、多くの方々に大阪

の町と緑に関心を持っていただき、大阪

緑化の推進力t

なれば幸いである。

⑤文化・教育としての緑||

世界のグリ

ーン・インフォメーションの紹介や植

物教育園の設置など仁より、緑の文化

エリアを構成する。(詳細は表を参照)

ここに

示した六ゾl

ンの緑は、お互い

に有機的に結びついており、全体として

Page 8: を考える - Obayashi

長堀通り「緑の町」計画(何時叩図)

l 1 林としての緑

ゲ ト及U大阪~0の林の温眼憾の名所を表現しf

合と.及URれL二よコて聖観.つくる

2 . 都市と し ての緑

"'有1 "げる緑のあり方のー として字 8約筏備と空間で J; t: !lQ撃令必して

度しめる世界の楊争創直するどと bI 過去おらの大阪の函,"'ととめる 繍"び心斎崎争再現する

主要絡股

-,.. !J Ii け

3 庭園としての緑

郡市生舌σコ中で綜のとり入れ方のっとしての庭園舎テ マP し

,, 亙土国民性の温いt よる庭.,峨式の」 トラストか興"'ある

4 田園としての緑

牧歌自で用閣...むの故郷的弘.観噌成花の咲き乱れる

5 世界の緑

にやrn世界の縁のうら特色ある恰吻そ 3つめ

6 文化 ・ 教育と し ての緑

グリ ノイ/フォメー ヨノセンターや縁の図・"等t量界の緑の情報の収集発官基地

また往民参加の録づく l や余 l く通産べ学べる緑令集摘したノ

土勉に経伏をつけ山と

主要情物主婁施設

ゲトヤ

i 、

豆妻借物

婿(水

'"" 竹川

主要値物

キホウゲ ロタエキ

クチ·- .,吋サイ

レス マロニヱ

ゲケイ ヱフラタナ

スヘースモモ 司コ

オプ

タレヤナキ ホプラ

カ アナスズカケ

、キモ J ク

ヤマ

フラ ス妓f司会学式庭園噴水坦

花喧 芝生嘆峨花壇彫'" ..

4室温おの.架の下及U船薗を,,,問

て宮癒令設置

イタ l ア,,,.弐鹿間カスケ ト

噴水蜜嘆 JO)f常節鉢、水盤

階段全奥

イ乎 J ス』,.式皐置 川、芝生

土勉の微妙匂ア ュレ-::.- ::i

水車小屋 自然闇路

也泉国還式庭園四阿也中島州

主要箱段

ス庭園

イタリア麿宮

3 ラ

三要他物

レケクロカλλ

レンヤクナゲハキ

サルビア

アスブドウイチソ

クナンナyζ カノ

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コラ

代表的生~..令値教色とりどりの票

実を腎有罪でE る

家晶[囲約むむので牛弓 ヒツン等.

飼育、サイロむ設置

戒生催物自民 水生憎物令入,,島.,賞り信方、勺寛誉で ハス

きる空間 ガ J

の中t 小径を計画緑晦ハー

令度。J "均勺余しι ーと sりでき

主要施蚊

衆衛同町

花E

牧場

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イギリス iハラ)・園(ムクゲJ

ソ息(ヒマワ •}) タイ(スイレ

1 中華民国(ホタノ) テノマ

ク { 7 h Y〆グザ) 函ドイソ

ヤグルマギク) 日本(ヤマザ

クラ)ーブラ yル(カトレア)フ

ラノス〔?イリス)

イキ •r ス イタリ F ォ λ トラリア

力ナダ 西ドイ フラ ス等各自国の自固

め径を値絵ずる チのf め仁皇室ゃ.,

む計画する

主要権政

国花の~

守カ

カタ

アラカ

キキョウ

マ y

yロタモ

勺メ

主要亀設〔主要種物)

ホよのテ' '与のよの..札広場

記念日に各自が好$乍樹木告選ぴ憎u,る ノ

山や公置か勺戸集してきたトノク Jか勺宵てるよγ ヌタンイ マテパンイ

方棄の情物そ,I[めず友ア

クリ

大阪の寄市の木令暗むクス

宙物の隼態紋青白色 アラカン

モ ζ

アオキ

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スタ yイ

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彫刻広場

記念樹の夜

ド グリの"

イギリス庭園

日本庭園

アヤメンヨウプ

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??クラドクウドテイゴ、

ライラ y ク yペキ カヱデ

ナノキノハゼ

フネい""発工業のて花木のO· 世界中のlEの守

σ、 "樹木によるさ諮軍

関酉の町人の緑の唱を湾現

ウルドタリ イフ守メ

可F ・偉物図書館クリ ノタワ外霊はあ勺かじめtjlli> れf

いる展望台か勺「緑の町』を望できる

方..の奈

毎土の《

壇物教育見本圃

ラヒリノス

町家のキ庭

グ '! ノタワ

多・4与偶アラカy、ンイ、クス

クヌギ コナラ クマザザ

竹林 松語守的森紅葉谷

鎮守のれ

紅葉谷

濃川ト林

雑木林クリスタル宜問

アKの広喝

堀(水空間)広場フラノス庭園イタリア庭園

共同溝

ミヱ地下鉄

イギリスE園

@ L一 日本塵園

0 0 I~ーベ

駐車場

車道

20 IQ 5 Orn

果樹園

構断面図

牧場(家畜圃)水生植物園

ユカ人セヘルセコイア

マグア セイヨウトネリコ ク

λノキ . ク ラクウ y ヨウ

イチョウ

国木花木町森

多主主の色・ 4き姐叙

巨木の轟

民・σ"、

r

f -/

夕 刊直物仁石芝、他物何事不

タ l より"て?買われて

セヨ

L

相雇町筋

. . ・

阪神高速道路

縁の町」の草野端に併置し 緑地のill

多重煮の雰囲気令監事成 松屋町筋に大阪

の代表町弘クスの大本を殖殺する

8 勺に3豆劫高遅過路の周留l二 r'世界的

弘太木のーってあるセノヘルセJイヤ

の巨木を唱え 高遠温路の堅"を和勺けるととも{ 市端のアクセノトとし

t.

閉店の代要約な緑の瓜.松林を表現 クロマy アカマツ

丘陵地にI> (介有している竹紙と竹炊 マダケ、モウソウチク

の中の倣策温

常緑樹の高木を代表とする

成の縁

.谷令っくり水ICU える阿世酋l も多い ヤマモ'/ クマザサ

紅棄の名所宅計画地につ〈る

大阪'" 'のクヌキ コナラの特穴林

ササ等によるt也被情物も値教

クリスタルクリスタル信ド J l 曹われf 大小の’帯 コルデ

トム 空間 世界中の情吻を収集層建示する ワ ャ続のf毒物餓光フ?イ、によコて却炉 イヒスカス

の刷密供給?- I ; なヲ 三 f 朱季i ヘゴバノの木

おいても快適に段令~ ,;,銅賞で8 る 亙銭都 7ーゲノf '! ア

、問且1:. 命:l: 噌室ゐ実働 ヤハズカズラ

以前の繍令再現l ’aを守 l 都市の騒 フ y ソウケ

育や凋すとともに水の変化を来しも デイゴ

とがてきる 水上仁イへ〆ト空間のス 冷温帯 Yネセキ ユキ

テ を設置し待の大ハゴラのTで yハキヱノレ

資J息会等会開催て塗る イゾウ

周辺のJ ヒ クにやて'た人カ 亙資格イウタレコケ集草りまた敏〉て' <凶会いの喝 リ〆ネソゥ、

じ斎唱を再現する イチ司つラ μ

ク '! スタルは b入 J た展望Y スカレーター昇陪禽帯 ヒ〆ホテイランチユ フ に障して r訟の町J の景観~,t: し仁 ""ヘルマウコー

t ヵ、明'る Jクニスアルヒナ

ゲ ト白木

N

l竜ク'J ヌタ Jレド ム冷温室J竜水上ステーン大Jて コラ池

胆神高速道路

霊泉

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木達川

縦断面園

Om 50 100 200

Ll

一一一一一一

一一ー一一一一 Di ごアーー一一一一一一二二二三忍臨亡

16

地下鉄(既設)地下駐車場地下鉄(既設)地下鉄(既設)地下駐車場ミ二地下扶車道

19