PIERRE PAILLARD - IROHA wine paillard...=...

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= ブリュノ・パイヤールの本家にあたる名門RM = 所有する畑は、約11haで年間の生産量は9万本です。 栽培には、厳密なリュット・レゾネを採用。下草は刈らずに残し、土中生物のバランスを守るために15年以上に渡って施肥を停止、殺虫剤と防カビ剤も使用しませ ん。ブドウ樹の選抜には、セレクション・マサルを採用し、各区画に備わる独自性を重視するようにしています。 耕作中の畑の60%にピノ・ノワール、40%にシャルドネが植えられていて、ブジーの標準からすれば変則的な品種構成となっています。これは、このメゾンのアッサ ンブラージュにおいて重要な意味を持っており、複雑さとフィネスを兼ね備えるワインを造り出すには最適と考えられています。また、各区画の特徴を正確に把握 するために、基本的には区画ごとにステンレスタンクで醸造を行います。近年、木樽を使った醸造も試験的に開始し、伝統を守るだけでなく常に進歩への挑戦も 忘れません。また、シャンパーニュには珍しく、畑を休ませる休耕期間を3年とっているのも特徴。現在は、グランクリュの「ラ・クロワ」が休耕中です。 醸造ポリシーは、「ワインが成長するがままに任せる」と非常にシンプル。熟成はノン・ミレジメで最低3年、ミレジメで68年と長く、「アルコールと酸の自然なバラン ス」というメゾンの理想を追求しているためです。また、これによりドサージュを低く抑えることも可能となり、エレガントさとフレッシュさを持ち合わせたワインとなりま す。 ◆ NV Champagne Brut Grand Cru ブリュット・グラン・クリュ 品種ピノ・ノワール60% シャルドネ40% 区画ブジー内に所有する22の区画 平均樹齢25年以上。2007年をベースに、2006年を20%アッサンブ ラージュ。 栽培リュット・レゾネ 醸造最低34年間カーヴで熟成。この熟成により、何世代も受け継がれてきたこのメゾンのシャンパーニュに備わる3の特徴、バランス、フィネス、そしてエレガントさを加えます ドザージュ7g/L、出荷の最低4ヶ月前にデゴルジュマン 金色がかった色合い。シャンパーニュにエレガントさを与える、絶え間なく上る細かな泡立ち。香りは力強く、ピノ・ノワールによる森の下草や白い花、フレッシュな 桃、アプリコットの香り。口に含むとマルメロやアーモンド、森の下草を感じ、シャルドネに由来するフレッシュさがあり、まさにアペリティフ向けのシャンパーニュ。 International Wine Challenge 2011(IWC) : SilverRevue du vin de France 2011(RVF) : 14Stephen Tanzer's International Wine Cellar : 90/100View From the Cellar par John Gilman : 90/100Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 15/20Les meilleurs vins de France - Gault & Millau 2012 : 14/20BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 16/20NV Champagne Rosé Grand Cru ブリュット・ロゼ・グラン・クリュ 品種シャルドネ70% ピノ・ノワール30%(そのうち7%はブジーで造られた赤ワイン) 区画ブジー内に所有する4区画 平均樹齢32年以上(ブジールージュは45年以上) 栽培リュット・レゾネ 醸造3年間カーヴで熟成。 ドザージュ8g/L、出荷の最低4ヶ月前に デゴルジュマン 朝露に彩られたバラの美しさを連想させるロゼ。ほのかな、暖かみを感じる香り。素晴らしい果実味、赤いフルーツと赤ワインのエッセンス、そして滑らかさを楽しめ ます。魅力あふれるアペリティフで、ロマンティックさを体現したようなロゼ。 International Wine Challenge 2011(IWC) : Gold TrophyLe Guide des meilleurs vins de France 2013 :15.5 /20 Stephen Tanzer's International Wine Cellar : 91/100Les meilleurs vins de France 2012 - Gault & Millau : 14,5/20Fine Champagne Magazine 2012 Sélectionné parmi les 10 meilleurs Rosé NV 88/100 points生産者について 畑・醸造について ワインについて ピエール・パイヤール PIERRE PAILLARD CHAMPAGNE / BOUZY 現在の当主は9代目アントワーヌ・パイヤールで、先代のブノワ・パイヤールとともにワイン造りを行っています。NMの「ブルー ノ・パイヤール」は、先代ブノワの従兄弟にあたり、ブルーノがピエール・パイヤールから独立して設立されたネゴシアンです。こ のドメーヌでは、ブジー村に11haを所有し、年間9万本を生産していあます。35%がフランス国内向け、残り65%が輸出となっ ています。 パイヤール家は、18世紀中頃からブジーでブドウ栽培を開始しました。1946年からピエールが「シャンパーニュ・ピエール・パ イヤール(Champagne Pierre Paillard)」名でフランス国内外の顧客を獲得。先代ブノワが世界中で知られたこのブランドの 持つ伝統を守り、現当主9代目アントワーヌとともにピエール・パイヤールの現在へと続く歴史を守っているのです。ブジー村の 生産者としては、シャルドネの植えつけが多いのも特徴です。ブジー村といえばピノ・ノワールのイメージが強いですが、それを きらった先代が、複雑味のあるッフレッシュでエレガントなスタイルにするためシャルドネを植樹しました。「ブジーのシャルドネ がダメではないと知ってほしい」(アントワーヌ)

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Page 1: PIERRE PAILLARD - IROHA wine paillard...= ブリュノ・パイヤールの本家にあたる名門RM = 所有する畑は、約11haで年間の生産量は9万本です。栽培には、厳密なリュット・レゾネを採用。下草は刈らずに残し、土中生物のバランスを守るために15年以上に渡って施肥を停止、殺虫剤と防カビ剤も使用しませ

= ブリュノ・パイヤールの本家にあたる名門RM =

所有する畑は、約11haで年間の生産量は9万本です。

栽培には、厳密なリュット・レゾネを採用。下草は刈らずに残し、土中生物のバランスを守るために15年以上に渡って施肥を停止、殺虫剤と防カビ剤も使用しませ

ん。ブドウ樹の選抜には、セレクション・マサルを採用し、各区画に備わる独自性を重視するようにしています。

耕作中の畑の60%にピノ・ノワール、40%にシャルドネが植えられていて、ブジーの標準からすれば変則的な品種構成となっています。これは、このメゾンのアッサ

ンブラージュにおいて重要な意味を持っており、複雑さとフィネスを兼ね備えるワインを造り出すには最適と考えられています。また、各区画の特徴を正確に把握

するために、基本的には区画ごとにステンレスタンクで醸造を行います。近年、木樽を使った醸造も試験的に開始し、伝統を守るだけでなく常に進歩への挑戦も

忘れません。また、シャンパーニュには珍しく、畑を休ませる休耕期間を3年とっているのも特徴。現在は、グランクリュの「ラ・クロワ」が休耕中です。

醸造ポリシーは、「ワインが成長するがままに任せる」と非常にシンプル。熟成はノン・ミレジメで最低3年、ミレジメで6~8年と長く、「アルコールと酸の自然なバラン

ス」というメゾンの理想を追求しているためです。また、これによりドサージュを低く抑えることも可能となり、エレガントさとフレッシュさを持ち合わせたワインとなりま

す。

◆ NV Champagne Brut Grand Cru  ブリュット・グラン・クリュ 

<品種>ピノ・ノワール60% シャルドネ40% <区画>ブジー内に所有する22の区画 <平均樹齢>25年以上。2007年をベースに、2006年を20%アッサンブ

ラージュ。 <栽培>リュット・レゾネ <醸造>最低3~4年間カーヴで熟成。この熟成により、何世代も受け継がれてきたこのメゾンのシャンパーニュに備わる3つ

の特徴、バランス、フィネス、そしてエレガントさを加えます <ドザージュ>7g/L、出荷の最低4ヶ月前にデゴルジュマン

金色がかった色合い。シャンパーニュにエレガントさを与える、絶え間なく上る細かな泡立ち。香りは力強く、ピノ・ノワールによる森の下草や白い花、フレッシュな

桃、アプリコットの香り。口に含むとマルメロやアーモンド、森の下草を感じ、シャルドネに由来するフレッシュさがあり、まさにアペリティフ向けのシャンパーニュ。

【International Wine Challenge 2011(IWC) : Silver】 / 【Revue du vin de France 2011(RVF) : 14】 

S【tephen Tanzer's International Wine Cellar : 90/100】 / 【View From the Cellar par John Gilman : 90/100】 

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 15/20】  / 【Les meilleurs vins de France - Gault & Millau 2012 : 14/20】

【BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 16/20】 

◆ NV Champagne Rosé Grand Cru  ブリュット・ロゼ・グラン・クリュ 

<品種>シャルドネ70% ピノ・ノワール30%(そのうち7%はブジーで造られた赤ワイン) <区画>ブジー内に所有する4区画 

<平均樹齢>32年以上(ブジールージュは45年以上) <栽培>リュット・レゾネ <醸造>3年間カーヴで熟成。 <ドザージュ>8g/L、出荷の最低4ヶ月前に

デゴルジュマン

朝露に彩られたバラの美しさを連想させるロゼ。ほのかな、暖かみを感じる香り。素晴らしい果実味、赤いフルーツと赤ワインのエッセンス、そして滑らかさを楽しめ

ます。魅力あふれるアペリティフで、ロマンティックさを体現したようなロゼ。

【International Wine Challenge 2011(IWC) : Gold Trophy】 / 【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 :15.5 /20 】 

【Stephen Tanzer's International Wine Cellar : 91/100】 / 【Les meilleurs vins de France 2012 - Gault & Millau : 14,5/20】

【Fine Champagne Magazine 2012 Sélectionné parmi les 10 meilleurs Rosé NV 88/100 points】

◆ Champagne Millésime Grand Cru   ミレジム・グラン・クリュ 

<品種>ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%  <区画>ブジー内に所有する3区画から  <平均樹齢>35年以上(ブジールージュは45年以上) 

<栽培>リュット・レゾネ <醸造>2002年は7年間カーヴで熟成 <ドザージュ>6.9g/L、出荷の最低4ヶ月前にデゴルジュマン

「2002年は1985年、1990年に匹敵する」(ブノワ・パイヤール)。金色に輝くシャンパーニュ。ブジーのテロワールを感じる、黄色いフルーツや、スパイス、ドライフ

ルーツの香り。口中ではパイナップルや柑橘類の皮、トリュフ、ノワゼットを伴って、とびきりのエレガントさが楽しめるでしょう。

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 2002VT : 16/20】

【Les meilleurs vins de France 2012 - Gault & Millau "Coup de coeur 2012"】/ 【International Wine Challenge 2011 : Silver】  

【Decanter : 4 étoiles sur 5】 / 【Jacques Dupont, Le Point : 17,5 / 20】 / 【Alain Marty, Guide des vins : 2012 16/20】

【BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 2002VT:17/20】

Single Grappe and Single Vineyard Selection ( NEW RELESE)

◆ Champagne Bouzy Blanc de Blancs Les Mottelettes Acte 1   シャンパーニュ・ブジー・ブラン・ド・ブラン・レ・モトレット

<品種>シャルドネ100% <面積>0.32ha <区画>ブジーに所有する畑の中心部に位置する区画レ・モトレット(Les Mottelettes) 

<平均樹齢>51年 (1961年植樹) <栽培>リュット・レゾネ <醸造>マロラクティック発酵後、澱引きなしで8か月熟成。その後、瓶熟36カ月 

<ドザージュ>8g/L、出荷の最低6ヶ月前にデゴルジュマン <生産本数>2149本

パイヤールの新作、モノクリュ、モノセパージュのシャンパーニュ。シャブリ仕立てで枝を2本伸ばします。ベースとなる2007年は日照に恵まれ、例年より早い収穫が

可能となった年でした。柑橘類やドライフルーツの繊細な香り。口中では、その凝縮したクリーミーさと、官能的な味わいを楽しめます。柑橘類やパイナップル、パッ

ションフルーツといった南方系フルーツ、ジャスミン、白桃。焦点が定まっており、クリーン、果実味とミネラルのバランスがとれたシャンパーニュ。評論家や愛好家だ

けでなく、美食家にとっても満足できる1本。

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 15/20】 

◆ Champagne Bouzy Blanc de Noirs Les Maillerettes Acte 1   シャンパーニュ・ブジー・ブラン・ド・ノワール・レ・マイユレット

<品種>ピノ・ノワール100% <面積>0.32ha <区画>ブジー内単独区画レ・マイユレット(Les Maillerettes) <平均樹齢>70年 <栽培>リュット・レゾネ 

<醸造>マロラクティック発酵後、澱引きなしで8か月熟成。その後、瓶熟36カ月 <ドザージュ>8g/L、出荷の最低6ヶ月前にデゴルジュマン 

<生産本数>2018本

モノクリュ、モノセパージュのシャンパーニュ。ベースとなる2007年は日照に恵まれ、例年より早い収穫が可能となった年でした。フレッシュなブドウそのもの香りと種

つきフルーツの香り。調和が取れながらも複雑さも備える。口中では、その気品とともに、ピノ・ノワールから生まれるエレガントさと個性を感じられます。長い余韻と柑

橘類と白い果肉のフルーツを楽しめるシャンパーニュ。

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 16/20】 

【BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 16/20】 

■ 生産者について

■ 畑・醸造について

■ ワインについて

ピエール・パイヤールPIERRE PAILLARDCHAMPAGNE / BOUZY

現在の当主は9代目アントワーヌ・パイヤールで、先代のブノワ・パイヤールとともにワイン造りを行っています。NMの「ブルー

ノ・パイヤール」は、先代ブノワの従兄弟にあたり、ブルーノがピエール・パイヤールから独立して設立されたネゴシアンです。こ

のドメーヌでは、ブジー村に11haを所有し、年間9万本を生産していあます。35%がフランス国内向け、残り65%が輸出となっ

ています。

パイヤール家は、18世紀中頃からブジーでブドウ栽培を開始しました。1946年からピエールが「シャンパーニュ・ピエール・パ

イヤール(Champagne Pierre Paillard)」名でフランス国内外の顧客を獲得。先代ブノワが世界中で知られたこのブランドの

持つ伝統を守り、現当主9代目アントワーヌとともにピエール・パイヤールの現在へと続く歴史を守っているのです。ブジー村の

生産者としては、シャルドネの植えつけが多いのも特徴です。ブジー村といえばピノ・ノワールのイメージが強いですが、それを

きらった先代が、複雑味のあるッフレッシュでエレガントなスタイルにするためシャルドネを植樹しました。「ブジーのシャルドネ

がダメではないと知ってほしい」(アントワーヌ)

Q. お名前と誕生日、家族構成をおしえてください

アントワーヌ・パイヤール、1983年1月12日生まれ。父のブノワ・パイヤールと弟のカンタン・パイヤール。

Q. ドメーヌの創業はいつですか?

1946年。その前はブドウ農家として経営していて、その始まりは1768年からだからもう8世代続いていることになるんだ。

Q. ワインをつくろうと思ったきっかけをおしえてください

父を尊敬していたし、家族の伝統も誇りに思っていたから。ブジーという恵まれた環境でワインづくりに携わりたいと思ったんだ。

Q. どこでワインづくりを学んだのですか?

アヴィズのワイン学校。実践的な仕事はすべて父から教わった。

Q. 先代、お父さん、師匠から教わったことで印象深いことをおしえてください

よく考えてから行動する、ということ。特別なことじゃないけどね。笑

Q. あなたが独自に工夫して大切にしていることはなんですか?

きちんと熟したぶどうをつくることを一番に考えているよ。

Q. どんなワインをめざしていますか?

ブジーの良さや味わいを大切にした、繊細でエレガントなフィネスのあるシャンパーニュをつくりたい!

Q. 印象に残った年とエピソードを教えてください

1985年。これぞブジーといえるようなとても良い年だったよ。

Q. もらえるとしたらつくってみたいワインはありますか?

どこでもいいの?それなら、ブルゴーニュのグラン・クリュ。やはり、シャルドネとピノ・ノワールが素晴らしいから。

Q. 自身のワイン以外で好きなワインをおしえてください

モーゼルのリースリング(辛口)、ドメーヌ・アルトが好き。

Q. 楽しみにしていること、趣味をおしえてください

テニス、水泳。

Q. 苦手なものはありますか?

ランニング。

Q. 休みが一か月あったら何をしたいですか?

世界中を旅行したいな。特にワインをつくっている国にいって参考にしたい。

Q. 行ってみたい国、場所をおしえてください

南アフリカとニュージーランド。まったく知らないから行ってみたい。

Q. ワインをつくっていて一番の苦労はなんですか?

うーん。みんなそれぞれに苦労はあるよね。だから大した問題じゃない。

Q. どの季節のぶどう畑が好きですか?

春!

Q. あなたの自慢の一本をおしえてください

ミレジムの2008年と2012年。素晴らしい仕上がりになると思うから楽しみにしていて!!

Q. あなたのワインに合うと思うお料理をおしえてください

前にウニと2002年のミレジムを食べたんだけど、それは最高の組み合わせだった。お刺身に僕らのシャンパンは合うと思う。

Q. 和食は食べたことがありますか?好きなメニューはありますか?

お刺身と鉄板焼きがおいしかった。

Q. あなたのワインをどんなシチュエーションで飲んでもらいたいですか?

あまり冷やさずに楽しんでもらいたい。あと、香りも抜群だから飲む20分くらい前にあけておいてほしい。

Q. 座右の銘はなんですか?

え?考えたことない。特にないなあ。

Q. 日本のイメージは?

和食は食べているけど日本には行ったことがないんだ。でも、人が優しくて、伝統を大切にする、というイメージ。

Q. 日本であなたのワインを飲む人にメッセージをお願いします

フランスに来るときには是非遊びに来てください。日本にも行きたいと思ってるからその時はヨロシク。

Page 2: PIERRE PAILLARD - IROHA wine paillard...= ブリュノ・パイヤールの本家にあたる名門RM = 所有する畑は、約11haで年間の生産量は9万本です。栽培には、厳密なリュット・レゾネを採用。下草は刈らずに残し、土中生物のバランスを守るために15年以上に渡って施肥を停止、殺虫剤と防カビ剤も使用しませ

◆ NV Champagne Brut Grand Cru  ブリュット・グラン・クリュ 

<品種>ピノ・ノワール60% シャルドネ40% <区画>ブジー内に所有する22の区画 <平均樹齢>25年以上。2007年をベースに、2006年を20%アッサンブ

ラージュ。 <栽培>リュット・レゾネ <醸造>最低3~4年間カーヴで熟成。この熟成により、何世代も受け継がれてきたこのメゾンのシャンパーニュに備わる3つ

の特徴、バランス、フィネス、そしてエレガントさを加えます <ドザージュ>7g/L、出荷の最低4ヶ月前にデゴルジュマン

金色がかった色合い。シャンパーニュにエレガントさを与える、絶え間なく上る細かな泡立ち。香りは力強く、ピノ・ノワールによる森の下草や白い花、フレッシュな

桃、アプリコットの香り。口に含むとマルメロやアーモンド、森の下草を感じ、シャルドネに由来するフレッシュさがあり、まさにアペリティフ向けのシャンパーニュ。

【International Wine Challenge 2011(IWC) : Silver】 / 【Revue du vin de France 2011(RVF) : 14】 

S【tephen Tanzer's International Wine Cellar : 90/100】 / 【View From the Cellar par John Gilman : 90/100】 

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 15/20】  / 【Les meilleurs vins de France - Gault & Millau 2012 : 14/20】

【BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 16/20】 

◆ NV Champagne Rosé Grand Cru  ブリュット・ロゼ・グラン・クリュ 

<品種>シャルドネ70% ピノ・ノワール30%(そのうち7%はブジーで造られた赤ワイン) <区画>ブジー内に所有する4区画 

<平均樹齢>32年以上(ブジールージュは45年以上) <栽培>リュット・レゾネ <醸造>3年間カーヴで熟成。 <ドザージュ>8g/L、出荷の最低4ヶ月前に

デゴルジュマン

朝露に彩られたバラの美しさを連想させるロゼ。ほのかな、暖かみを感じる香り。素晴らしい果実味、赤いフルーツと赤ワインのエッセンス、そして滑らかさを楽しめ

ます。魅力あふれるアペリティフで、ロマンティックさを体現したようなロゼ。

【International Wine Challenge 2011(IWC) : Gold Trophy】 / 【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 :15.5 /20 】 

【Stephen Tanzer's International Wine Cellar : 91/100】 / 【Les meilleurs vins de France 2012 - Gault & Millau : 14,5/20】

【Fine Champagne Magazine 2012 Sélectionné parmi les 10 meilleurs Rosé NV 88/100 points】

◆ Champagne Millésime Grand Cru   ミレジム・グラン・クリュ 

<品種>ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%  <区画>ブジー内に所有する3区画から  <平均樹齢>35年以上(ブジールージュは45年以上) 

<栽培>リュット・レゾネ <醸造>2002年は7年間カーヴで熟成 <ドザージュ>6.9g/L、出荷の最低4ヶ月前にデゴルジュマン

「2002年は1985年、1990年に匹敵する」(ブノワ・パイヤール)。金色に輝くシャンパーニュ。ブジーのテロワールを感じる、黄色いフルーツや、スパイス、ドライフ

ルーツの香り。口中ではパイナップルや柑橘類の皮、トリュフ、ノワゼットを伴って、とびきりのエレガントさが楽しめるでしょう。

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 2002VT : 16/20】

【Les meilleurs vins de France 2012 - Gault & Millau "Coup de coeur 2012"】/ 【International Wine Challenge 2011 : Silver】  

【Decanter : 4 étoiles sur 5】 / 【Jacques Dupont, Le Point : 17,5 / 20】 / 【Alain Marty, Guide des vins : 2012 16/20】

【BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 2002VT:17/20】

Single Grappe and Single Vineyard Selection ( NEW RELESE)

◆ Champagne Bouzy Blanc de Blancs Les Mottelettes Acte 1   シャンパーニュ・ブジー・ブラン・ド・ブラン・レ・モトレット

<品種>シャルドネ100% <面積>0.32ha <区画>ブジーに所有する畑の中心部に位置する区画レ・モトレット(Les Mottelettes) 

<平均樹齢>51年 (1961年植樹) <栽培>リュット・レゾネ <醸造>マロラクティック発酵後、澱引きなしで8か月熟成。その後、瓶熟36カ月 

<ドザージュ>8g/L、出荷の最低6ヶ月前にデゴルジュマン <生産本数>2149本

パイヤールの新作、モノクリュ、モノセパージュのシャンパーニュ。シャブリ仕立てで枝を2本伸ばします。ベースとなる2007年は日照に恵まれ、例年より早い収穫が

可能となった年でした。柑橘類やドライフルーツの繊細な香り。口中では、その凝縮したクリーミーさと、官能的な味わいを楽しめます。柑橘類やパイナップル、パッ

ションフルーツといった南方系フルーツ、ジャスミン、白桃。焦点が定まっており、クリーン、果実味とミネラルのバランスがとれたシャンパーニュ。評論家や愛好家だ

けでなく、美食家にとっても満足できる1本。

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 15/20】 

◆ Champagne Bouzy Blanc de Noirs Les Maillerettes Acte 1   シャンパーニュ・ブジー・ブラン・ド・ノワール・レ・マイユレット

<品種>ピノ・ノワール100% <面積>0.32ha <区画>ブジー内単独区画レ・マイユレット(Les Maillerettes) <平均樹齢>70年 <栽培>リュット・レゾネ 

<醸造>マロラクティック発酵後、澱引きなしで8か月熟成。その後、瓶熟36カ月 <ドザージュ>8g/L、出荷の最低6ヶ月前にデゴルジュマン 

<生産本数>2018本

モノクリュ、モノセパージュのシャンパーニュ。ベースとなる2007年は日照に恵まれ、例年より早い収穫が可能となった年でした。フレッシュなブドウそのもの香りと種

つきフルーツの香り。調和が取れながらも複雑さも備える。口中では、その気品とともに、ピノ・ノワールから生まれるエレガントさと個性を感じられます。長い余韻と柑

橘類と白い果肉のフルーツを楽しめるシャンパーニュ。

【Le Guide des meilleurs vins de France 2013 : 16/20】 

【BETTANE & DESSEAUVE LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2013 16/20】 

■ 一問一答

Q. お名前と誕生日、家族構成をおしえてください

アントワーヌ・パイヤール、1983年1月12日生まれ。父のブノワ・パイヤールと弟のカンタン・パイヤール。

Q. ドメーヌの創業はいつですか?

1946年。その前はブドウ農家として経営していて、その始まりは1768年からだからもう8世代続いていることになるんだ。

Q. ワインをつくろうと思ったきっかけをおしえてください

父を尊敬していたし、家族の伝統も誇りに思っていたから。ブジーという恵まれた環境でワインづくりに携わりたいと思ったんだ。

Q. どこでワインづくりを学んだのですか?

アヴィズのワイン学校。実践的な仕事はすべて父から教わった。

Q. 先代、お父さん、師匠から教わったことで印象深いことをおしえてください

よく考えてから行動する、ということ。特別なことじゃないけどね。笑

Q. あなたが独自に工夫して大切にしていることはなんですか?

きちんと熟したぶどうをつくることを一番に考えているよ。

Q. どんなワインをめざしていますか?

ブジーの良さや味わいを大切にした、繊細でエレガントなフィネスのあるシャンパーニュをつくりたい!

Q. 印象に残った年とエピソードを教えてください

1985年。これぞブジーといえるようなとても良い年だったよ。

Q. もらえるとしたらつくってみたいワインはありますか?

どこでもいいの?それなら、ブルゴーニュのグラン・クリュ。やはり、シャルドネとピノ・ノワールが素晴らしいから。

Q. 自身のワイン以外で好きなワインをおしえてください

モーゼルのリースリング(辛口)、ドメーヌ・アルトが好き。

Q. 楽しみにしていること、趣味をおしえてください

テニス、水泳。

Q. 苦手なものはありますか?

ランニング。

Q. 休みが一か月あったら何をしたいですか?

世界中を旅行したいな。特にワインをつくっている国にいって参考にしたい。

Q. 行ってみたい国、場所をおしえてください

南アフリカとニュージーランド。まったく知らないから行ってみたい。

Q. ワインをつくっていて一番の苦労はなんですか?

うーん。みんなそれぞれに苦労はあるよね。だから大した問題じゃない。

Q. どの季節のぶどう畑が好きですか?

春!

Q. あなたの自慢の一本をおしえてください

ミレジムの2008年と2012年。素晴らしい仕上がりになると思うから楽しみにしていて!!

Q. あなたのワインに合うと思うお料理をおしえてください

前にウニと2002年のミレジムを食べたんだけど、それは最高の組み合わせだった。お刺身に僕らのシャンパンは合うと思う。

Q. 和食は食べたことがありますか?好きなメニューはありますか?

お刺身と鉄板焼きがおいしかった。

Q. あなたのワインをどんなシチュエーションで飲んでもらいたいですか?

あまり冷やさずに楽しんでもらいたい。あと、香りも抜群だから飲む20分くらい前にあけておいてほしい。

Q. 座右の銘はなんですか?

え?考えたことない。特にないなあ。

Q. 日本のイメージは?

和食は食べているけど日本には行ったことがないんだ。でも、人が優しくて、伝統を大切にする、というイメージ。

Q. 日本であなたのワインを飲む人にメッセージをお願いします

フランスに来るときには是非遊びに来てください。日本にも行きたいと思ってるからその時はヨロシク。

Page 3: PIERRE PAILLARD - IROHA wine paillard...= ブリュノ・パイヤールの本家にあたる名門RM = 所有する畑は、約11haで年間の生産量は9万本です。栽培には、厳密なリュット・レゾネを採用。下草は刈らずに残し、土中生物のバランスを守るために15年以上に渡って施肥を停止、殺虫剤と防カビ剤も使用しませ

Q. お名前と誕生日、家族構成をおしえてください

アントワーヌ・パイヤール、1983年1月12日生まれ。父のブノワ・パイヤールと弟のカンタン・パイヤール。

Q. ドメーヌの創業はいつですか?

1946年。その前はブドウ農家として経営していて、その始まりは1768年からだからもう8世代続いていることになるんだ。

Q. ワインをつくろうと思ったきっかけをおしえてください

父を尊敬していたし、家族の伝統も誇りに思っていたから。ブジーという恵まれた環境でワインづくりに携わりたいと思ったんだ。

Q. どこでワインづくりを学んだのですか?

アヴィズのワイン学校。実践的な仕事はすべて父から教わった。

Q. 先代、お父さん、師匠から教わったことで印象深いことをおしえてください

よく考えてから行動する、ということ。特別なことじゃないけどね。笑

Q. あなたが独自に工夫して大切にしていることはなんですか?

きちんと熟したぶどうをつくることを一番に考えているよ。

Q. どんなワインをめざしていますか?

ブジーの良さや味わいを大切にした、繊細でエレガントなフィネスのあるシャンパーニュをつくりたい!

Q. 印象に残った年とエピソードを教えてください

1985年。これぞブジーといえるようなとても良い年だったよ。

Q. もらえるとしたらつくってみたいワインはありますか?

どこでもいいの?それなら、ブルゴーニュのグラン・クリュ。やはり、シャルドネとピノ・ノワールが素晴らしいから。

Q. 自身のワイン以外で好きなワインをおしえてください

モーゼルのリースリング(辛口)、ドメーヌ・アルトが好き。

Q. 楽しみにしていること、趣味をおしえてください

テニス、水泳。

Q. 苦手なものはありますか?

ランニング。

Q. 休みが一か月あったら何をしたいですか?

世界中を旅行したいな。特にワインをつくっている国にいって参考にしたい。

Q. 行ってみたい国、場所をおしえてください

南アフリカとニュージーランド。まったく知らないから行ってみたい。

Q. ワインをつくっていて一番の苦労はなんですか?

うーん。みんなそれぞれに苦労はあるよね。だから大した問題じゃない。

Q. どの季節のぶどう畑が好きですか?

春!

Q. あなたの自慢の一本をおしえてください

ミレジムの2008年と2012年。素晴らしい仕上がりになると思うから楽しみにしていて!!

Q. あなたのワインに合うと思うお料理をおしえてください

前にウニと2002年のミレジムを食べたんだけど、それは最高の組み合わせだった。お刺身に僕らのシャンパンは合うと思う。

Q. 和食は食べたことがありますか?好きなメニューはありますか?

お刺身と鉄板焼きがおいしかった。

Q. あなたのワインをどんなシチュエーションで飲んでもらいたいですか?

あまり冷やさずに楽しんでもらいたい。あと、香りも抜群だから飲む20分くらい前にあけておいてほしい。

Q. 座右の銘はなんですか?

え?考えたことない。特にないなあ。

Q. 日本のイメージは?

和食は食べているけど日本には行ったことがないんだ。でも、人が優しくて、伝統を大切にする、というイメージ。

Q. 日本であなたのワインを飲む人にメッセージをお願いします

フランスに来るときには是非遊びに来てください。日本にも行きたいと思ってるからその時はヨロシク。