雑誌付録のFPGAでネギを振ってみた。平成22年7月19日

はる

簡単な自己紹介

ニコニコ技術部でネギを振るおもちゃを作っている、はる です。

Twitter ID: I_HAL

ニコ技IRCに生息中http://wiki.nicotech.jp/

OLED 雑誌付録のＦＰＧＡでネギを振ってみた。

ねぎ組

はる。

平成22年8月９日(

日)

。

秋葉原に遊びに行ったら、液晶屋さんでニ

コ技のｙａｎａさん（仮）と会ったよ。

ＯＬＥＤが安かったから二人で買ったよ。こ

れでネギを振って、みんなをゔッと言わせよ

うね。約束だよ。

秋葉原

じゃんがらラーメンにて

雑誌付録のFPGA

USB5V電源のみ使用

μSDカード

特徴1)１秒間に３０回。周期３０ミリ秒でネギを振る！2)製作が簡単。配線数が少ない。3)横96x縦64画素 65,536色。毎秒30フレーム表示4)16bit 44.1KHzモノラル音声を再生。萌え要素追加

電子工作萌え要素

１つ。理想を照らす為、光るっ！

１つ。悪を滅ぼす、音が出るっ！

１つ。ネギを振るため、動くっ！光る、動く、音が出るで、充分です。

Hsgw氏より

FPGA Lattice社LFXP2-5E-5TN144C

OLED 0.95インチ 65Kカラー96x64ピクセルALO-095BWNN-J9

ブロック図

μSDカード2GBytes

部品表(1/2) 本体+映像再生部1)ディジタルデザインテクノロジNo.1付録基板2)Lattice XP2 FPGA オプション部品セット3)水晶発振器 28.6363MHz4)OLED 0.95インチ 96x64ピクセル5)ｍｉｃｒｏＳＤカード用コネクタ6)ＳａｎＤｉｓｋ ＳＤＳＤＱ－２０４８バルク7)基板取付用ＵＳＢコネクタ（Ｂタイプ、メス）8)低損失三端子レギュレーター３．３Ｖ１Ａ9)ピンヘッダ、フレーム10)ガラス・ユニバーサル基板Ｂタイプ11)USBケーブル

部品表(2/2) 音声再生部

12) 0.1μF 積層セラミック・コンデンサ13)75Ω 炭素皮膜抵抗器

消耗品

1)半田2)Φ0.26㎜ ＵＥＷポリウレタン銅線

3)Φ0.8㎜ スズメッキ線抵抗の足で代用が可能。

4)耐熱マスキングテープ耐熱マスキングテープは、SDカードを、変換基板で実

装するのなら必要なし。

工具 持っていると便利な順1)半田ゴテ 30W程度

HAKKO 936 , 9002)ニッパー 持ちやすい物3)ワイヤストリッパー φ0.25-1.0㎜

VESSEL NO3500E-24)ピンセット 使いやすい物

HOZAN P-8875)半田吸い取り器

goot GS-20

治具 必須

1)FPGA書き込み治具参考)検索ワード：トラ技78KマイコンでUSB-JTAGを作る。トラ技78Kは、マルツパーツ型番：M78K0F0730で代用可

2)マイクロSDカード書込治具Panasonic BN-SDCKP3

測定器テスターは有ると良い。1)テスター 電圧と導通試験2)オシロ・スコープ

SDカードの動作確認3)ロジックアナライザカメレオンUSB ロジアナなど。

1

2

3

4

A B C D E

1

2

3

4

A B C D E

V3_3

GNDGND

V3_3

μSDカード

GND

V3_3

GND

123456789

10111213141516171819202122232425

CN-25PCN2B

123456789

10111213141516171819202122232425

CN-25PCN2A

V3_3

GND

V5 V5

GND

V3_3

SPSP

GND GND

75 [Ω]R1 75 [Ω]

R2

R1,R2はCN2の近傍に配置。C1はR1、C2はR2の近傍に配置。

V5は5[V] V3_3は3.3[V]　GNDは0[V]の電源線。電源線は太い配線(例：スズメッキ線 Φ0.8㎜程度)を使用する事。

タイトル 雑誌付録のFPGAでネギを振ってみた。作成日　 平成22年8月6日(金)作成者 twitter ID: I_HAL

CN1A,CN1B,CN2A,CN2BはFPGA基板のピンヘッダ。

0.1μ[F]C1

0.1μ[F]C2

VDD1

NC2

RES3

CS4

DC5

CLK6

MISO7

MOSI8

NC9

GND10

IFB095BWNNJ9SPIU1

DAT11

CS2

DataIn3

Vdd4

CLK5

Vss6

DataOut7

DAT28

MICRO_SDU2

D+

3

GN

D4

Vbus

1

D-

2

USB_BU3

IN1

GN

D3

OU

T2

TA48033SU4 その他の信号線は細い配線(0.26㎜程度)を使用しても良い。

OLED

部品面

半田面

マイクロSDコネクタ周辺の半田

部品面FPGA,OLED取り外し時。

半田面青：OLED銅：μSD,信号線

ＦＰＧＡの書き込み。

書き込み治具で、FPGAに回路を書き込む。

コマンドプロンプトから xp2jtag –auto prosume.jed

SDカードの書き込み。

書き込み治具で、μSDカードにデータを書き込む。

DD for Windows で、SDカードへ、 prosume.img を書き込む。

完成！

ご静聴ありがとうございました。

http://stx.style.coocan.jp/prosume2010.html

今後の課題１)FPGAの書き込みツールの共通化が出来ないかな。2)部品の供給性・・・3)SDカードの情報公開。 SDHCとか使いたい。