Cassina ixc. 新作展示会 10/26...

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2017 9月吉日 株式会社カッシーナ・イクスシー 報道関係者各位 Cassina ixc. 新作展示会 10/26 スタート 株式会社カッシーナ・イクスシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:森 康洋)は、2017年10月26日(木)より、カッシーナ・イクスシー 青山本店において、「This Will Be The Place」と題し、Cassinaおよびixc.の新作を展示発表いたします。 ■ カッシーナの新作は、今年4月のミラノ・サローネで発表されたものの中から、以下のアイテムを発表。 ・QUARTET(カルテット)ラウンジチェア ・LEBEAU WOOD(ルボー・ウッド)テーブル ・8(OTTO)CUBE(オット・キューブ)ソファ ・LC20 CASIER STANDARD(LC20カジエ・スタンダール)キャビネット ・LC4 シェーズロング ファブリック仕様 ・ACCORDO テーブル 新色 ・RÉACTION POÉTIQUE オブジェコレクション 新色 ■ イクスシーからは天板に無垢材を用いた重厚感溢れるオリジナルのテーブルを発表。 ・HO-EN(ホウエン)テーブル ■ ラグG.T.DESIGN、ホームリネンSOCIETYより新作を発表。 ■ 生活雑貨は「Winter Blush」をテーマに、ホリデーシーズンに向け優しく華やかな空間をご提案。 ■ Rizzoliから出版されたカッシーナ90周年記念書籍「This Will Be The Place」(英語版)を発売。 カッシーナ・イクスシーでは、カッシーナの家具をはじめ、世界各国から優れたデザインの家具、テキスタイル、ラグ、照明、雑貨、アート等を セレクトし、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせたコーディネートのご提案を行っております。様々な素材、テキスタイルの色柄といっ たカラースキームから雑貨のスタイリングまで、店内ではカッシーナ・イクスシーが取り扱う幅広いアイテムで実現できるコーディネートの無 限の可能性、インテリアの楽しさをお伝えすべく、展示を構成します。 “This Will Be The Place”はカッシーナが制作した書籍のタイトルではありますが、カッシーナ・イクスシーとして常に時代の先を行くイン テリアの先端を発信するお店であり続けるため、他では手に入らないアイテムや、コーディネートのヒントをご紹介していきます。 なお、青山本店が12月でオープン20周年を迎えることを記念し、同店では展示会期間中の20日間、アニバーサリーイベントとして特別企画 品やイベントなど20のコンテンツをご用意いたします。ぜひご高覧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 新作展示会「This Will Be The Place」 青山本店:2017年10月26日(木)~11月14日(火) ※10/26は16:00閉店 名古屋店:2017年10月26日(木)~11月14日(火)  大阪店 :2017年10月26日(木)~11月14日(火) ※10/26は17:00閉店 福岡店 :2017年11月2日(木)~11月14日(火)

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  • 2017年9月吉日

    株式会社カッシーナ・イクスシー

    報道関係者各位

    Cassina ixc. 新作展示会 10/26 スタート

    株式会社カッシーナ・イクスシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:森 康洋)は、2017年10月26日(木)より、カッシーナ・イクスシー青山本店において、「This Will Be The Place」と題し、Cassinaおよびixc.の新作を展示発表いたします。

    ■ カッシーナの新作は、今年4月のミラノ・サローネで発表されたものの中から、以下のアイテムを発表。・QUARTET(カルテット)ラウンジチェア・LEBEAU WOOD(ルボー・ウッド)テーブル・8(OTTO)CUBE(オット・キューブ)ソファ・LC20 CASIER STANDARD(LC20カジエ・スタンダール)キャビネット・LC4 シェーズロング ファブリック仕様・ACCORDO テーブル 新色・RÉACTION POÉTIQUE オブジェコレクション 新色

    ■ イクスシーからは天板に無垢材を用いた重厚感溢れるオリジナルのテーブルを発表。・HO-EN(ホウエン)テーブル

    ■ ラグG.T.DESIGN、ホームリネンSOCIETYより新作を発表。

    ■ 生活雑貨は「Winter Blush」をテーマに、ホリデーシーズンに向け優しく華やかな空間をご提案。

    ■ Rizzoliから出版されたカッシーナ90周年記念書籍「This Will Be The Place」(英語版)を発売。

    カッシーナ・イクスシーでは、カッシーナの家具をはじめ、世界各国から優れたデザインの家具、テキスタイル、ラグ、照明、雑貨、アート等をセレクトし、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせたコーディネートのご提案を行っております。様々な素材、テキスタイルの色柄といったカラースキームから雑貨のスタイリングまで、店内ではカッシーナ・イクスシーが取り扱う幅広いアイテムで実現できるコーディネートの無限の可能性、インテリアの楽しさをお伝えすべく、展示を構成します。“This Will Be The Place”はカッシーナが制作した書籍のタイトルではありますが、カッシーナ・イクスシーとして常に時代の先を行くインテリアの先端を発信するお店であり続けるため、他では手に入らないアイテムや、コーディネートのヒントをご紹介していきます。なお、青山本店が12月でオープン20周年を迎えることを記念し、同店では展示会期間中の20日間、アニバーサリーイベントとして特別企画品やイベントなど20のコンテンツをご用意いたします。ぜひご高覧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

    新作展示会「This Will Be The Place」青山本店:2017年10月26日(木)~11月14日(火) ※10/26は16:00閉店名古屋店:2017年10月26日(木)~11月14日(火) 大阪店 :2017年10月26日(木)~11月14日(火) ※10/26は17:00閉店福岡店 :2017年11月2日(木)~11月14日(火)

  • 1960年代当時一般的だったパッディングの家具のコンセプトを大転換させた、マリオ・ベリーニデザインの932アームチェア。4つの独立したクッションを大きなベルトで巻いて固定するという大胆な発想は斬新過ぎてなかなか理解されませんでしたが、1967年の発表から50年の時を経て、プロポーションや張地に改良を加え、現代のライフスタイルに合った形で名前も新たに生まれ変わりました。

    W970×D850×H620 ¥620,000~

    QUARTET (カルテット)デザイン: Mario Bellini(マリオ・ベリーニ)

    LEBEAU WOOD (ルボー・ウッド)デザイン: Patrick Jouin(パトリック・ジュアン)

    2003年にパトリック・ジュアンがデザインしたLEBEAU(ルボー)テーブルがリデザインされました。カッシーナの高度な木工技術が集約されており、22本の無垢材から成る壮観な曲線を描くベース部分は、建築的美しさで人々を魅了します。形状そのものはもちろん、光が射しスリットを通して床に落とす影までもが美しいデザインです。

    ガラストップ φ1400/1600×H740 ¥1,150,000~木トップ   φ1400×H740 ¥1,380,000~

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

  • 8 CUBE (オット・キューブ)デザイン: Piero Lissoni(ピエロ・リッソーニ)

    LC20 CASIER STANDARD (カジエ・スタンダール)デザイン: Le Corbusier, Pierre Jeanneret, Charlotte Perriand(ル・コルビュジエ,ピエール・ジャンヌレ,シャルロット・ペリアン)

    2014年に発表された8(OTTO)ソファを進化させ、サイドパネルとバックパネルを取り除いたキューブ型のデザインを追加しました。洗練されたエレガンスはそのまま保ちながら、より快適に、そしてよりシンプルなプロポーションに。システムソファとして様々な組み合わせをお選びいただけるほか、1人掛タイプは1本脚のスウィベルアームチェアとなっています。

    1人掛両アーム スウィベルチェア W820 × D780 × H710 ¥520,000~

    オリジナルは1925年エスプリ・ヌーヴォー館のためにデザインされたシステムコンテナ、CASIER STANDARD(カジエ・スタンダール)。カッシーナ社によって1978年に復刻され、今回仕様を新たにリローンチされました。18種類の組み合わせがあり、リビング、キッチン、ホームオフィス、キッズルーム、バスルームなど、様々なシーンでお使いいただけます。

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

  • LC4 デザイン: Le Corbusier, Pierre Jeanneret, Charlotte Perriand(ル・コルビュジエ,ピエール・ジャンヌレ,シャルロット・ペリアン)

    ACCORDO(アコルド) デザイン: Charlotte Perriand(シャルロット・ペリアン)

    1929年のサロン・ドートンヌで発表され「休養の為の機械」とル・コルビュジエが呼んだ寝椅子。体の線に合わせて綿密にデザインされた背のカーブと、弓形のパイプをずらすことによって寝る角度を自由に変えられることで、素晴らしい座り心地をもたらします。独創的かつ革新的でありながら優美なボディラインを持つこの作品は、現在でも世界一有名な寝椅子といわれており、20世紀を代表するマスターピースのひとつです。マットレスとヘッドレストのファブリック仕様が新たに追加され、よりコンテンポラリーな装いを可能にしました。

    W605 × D1600  ¥570,000~

    1940年より日本の商工省(現在の経済産業省)の招聘により「輸出工芸指導顧問」として来日したペリアンは、畳など規格化された日本建築や、伝統を重んじつつ自然の中にモダニズムの可能性を追求する姿勢に感銘を受け、その後、多くの作品にそれらの要素を色濃く反映しています。「ACCORDO(アコルド)」は、1985年、パリ装飾美術館で行われた、シャルロット・ペリアンの個展のためにデザインされたローテーブルです。彫刻のようにダイナミックなフォルムは、川の流れによって丸みをおびた石からインスピレーションを得ています。従来のマットブラック塗装仕上げに加え、このたびグロッシー塗装仕上げのブラック、チャイナレッド、トープの3色が加わり、リローンチされました。

    W1400 × D1250 × H305 グロッシー塗装 ¥670,000

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

  • RÉACTION POÉTIQUE (レアクシオン・ポエティック)デザイン: Jaime Hayon(ハイメ・アジョン)

    ル・コルビュジエ建築の有機的形状とエスプリ・ヌーボーのアートワークにインスパイアされたデザインアイテムは、センターピース4種、2つのコーヒー豆の形状をしたトレイ1種、小さなローテーブル2種により構成。「Réaction Poétique(レアクシオン・ポエティック)」は、熟練の職人技が革新的な工業生産と結びつきカッシーナが確立してきた木工技術の伝統を受け継いでいます。従来のアッシュ材ブラック染色のほか、アメリカンウォールナット・ナチュラル、ペトロール、アマランス、トープの4色が加わり、より一層アーティスティックにインテリアを彩るアイテムとして充実しました。

    センターピース φ270 × H230 ¥72,000~センターピース W360 × D150 × H180 ¥72,000~センターピース ハンドル付 φ300 × H230 ¥72,000~センターピース ハンドル付 φ380 × H270 ¥72,000~トレー W570 × D300 × H170 ¥90,000~サイドテーブル φ480 × H640 ¥190,000~サイドテーブル φ400 × H560 ¥170,000~

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

    HO-EN(ホウエン) デザイン:戸沢 忠蔵

    幾何学模様は、古代ギリシャで生まれた後世界中に広まり、文字や他の方法では表現しにくいものを伝達するために使われてきました。多くの人たちがそれらの図形にそれぞれの民族の精神性や独特な世界観を見出してきたのです。いにしえより「すべて形あるものは方と円からはじまる」と、工匠達の間で語り継がれています。目指したのは、圧倒的存在感。これまでにない、重厚で個性的な2種類の無垢材を使ったテーブルです。

    W2400 × D1000 × H725    ¥1,400,000~(予定価格)

    本カタログの価格は全て税抜表示です。

  • G.T.DESIGN

    イタリア・ボローニャに拠点を置く1977年創業のラグ、テキスタイルメーカーG.T.DESIGN。上質な素材感とモダンなテイストを備えた個性的なラインナップが揃います。今回、「Gentle Carpet」をテーマにG.T.DESIGNがミラノ・サローネで発表した2017年新作コレクションを展開します。

    SOCIETY

    2017年秋冬の新作テーマは「メタモルフォーシス」です。柄や色のグラデーションや、素材のミックスなど、変化するテクスチャーとデザインをキーワードに、人気のマスタードやティールブルー、淡いピンクトーンが魅力のヴァーヴェナやニュアンスカラーのマッド、テラコッタのような温かみのあるレザーブラウンなどのカラーパレットが揃います。※9/28より展示スタート

  • 2017年秋冬の新作は、ファッションやジュエリーにインスパイアされたアイテムを展開します。マーブルやストーンといった鉱石の白い色彩は軽くてクリア、フェミニンな雰囲気をもたらし、ゴールドをミックスさせることで華やかさを加えます。ニュートラルなトーンのブラッシュピンクやグレーは女性らしい柔らかなまとまりを生み、ホリデーシーズンに向けて優しく華やかな空間をご提案します。

    Home Furnishing “Winter Blush”

    Natalini ナタリーニ1979 年イタリアのベルガモで設立されたナタリーニ社は全てハンドメイドによる象眼細工のフレームを製作しています。手作業のはめ木作業に加え、レーザーカット技術を用いることで高品質な商品が生み出されます。裏面はソフトベルベットで覆われ、どの角度から見ても美しい仕上がりになっており、普遍的で長くお使い頂ける商品を作ることをモットーとしています。

    R+D.LAB アールディー ラボデザイナー兼ブランドの創生者である JAY VOSOGHI は、ラルフローレン、スローウェア、ボリオリなどのブランドのデザイナーを 20 年以上努めた経歴を持ちます。ブランドのコンセプトは、「日常生活で使用できる純粋でモダンな商品を、熟練した職人技術と新しい視点を融合して生み出すこと」。フィレンツェの技術家の歴史と、中世のモダニズム、日本の民芸品からインスピレーションを受けて製作されています。

    Ziya Kenya ジヤ・ケニアケニアには独自のクラフトワークや卓越した技術を持つ職人が多く存在します。Petra Fitzgerald( ペトラ フィッツジェラルド)はケニアのクラフトワークに光りをもたらしたいという願いをこめ、2013 年ナイロビに Ziya Kenya( ジヤ ケニア)を発足しました。Ziya の商品は全てケニアのローカルな素材を使ったケニアの職人によるハンドメイド製品です。Ziya とはアラビア語で「光りのみなもと」を意味しています。

    DEKO CANDLE デコ・キャンドルDEKO CANDLE は、15 年前から高品質なハンドメイドキャンドルを専門に製作しています。キャンドルはすべてベルギーで作られており、そのカラーバリエーションは 70 種類以上にも及びます。パラフィンの配合はもちろん、芯までこだわり、長く美しい光が楽しめるように作られています。

    OZLEM TUNA オズレム・トゥナ2003 年にジュエリーをデザインしていた Ozlem Tuna(オズレム・トゥナ)は、ジュエリーにとどまらず、ギフトやアクセサリーなどのプロダクトデザインを手掛けるようになります。トルコ・イスタンブールのヒストリカル・ペニンシュラエリアで、デザインから生産まですべての工程を行っています。トルコの職人技術を守り、伝統をつないでいくことをモットーとして、自社のアトリエで陶磁器の商品を製作しています。

    STONED ストーンドSTONED(ストーンド)は、2014 年にアムステルダム出身の 2 人のドイツ人によって設立されました。生涯にわたって使える大理石のホームウエアをデザインすることを目標として活動。すべての商品はアムステルダムの工房でカットし、磨き上げられます。トルコ産の大理石を使用した商品は、ユニークで耐久性があり、ワインのような経年変化をお楽しみいただけます。

  • ‘This Will Be The Place’―現代の社会的行動とそれらが将来のインテリアに与える影響を探究するモノグラフ

    キュレーター■ Felix Burrichter(フェリックス・ビュリッヒター)エディター、クリエイティブ・ディレクターとしてニューヨークをベースに活躍。建築エンターテイメント雑誌PIN-UP magazine 創始者。

    主なインタビュー■ Arno Brandlhuber(アルノ・ブランドルーバー)ベルリンをベースに活躍する、ミニマリストの建築家。空間的co-organisation の考え方で知られる。

    ■ Beatriz Colomina(ベアトリス・コロミーナ)建築史家、米・プリンストン大学教授。建築と社会的トレンドを研究。

    ■ Konstantin Grcic(コンスタンティン・グルチッチ)世界的に知られるドイツ人工業デザイナー。■ Zhao Yang(趙揚)中国人若手建築家の一人。その土地や地域固有の気候風土の中で培われてきた建築・建物(ヴァナキュラー)を再発見し作品に取り入れている。

    エッセイ■ Mario Bellini(マリオ・ベリーニ)ミラノを拠点に活躍する建築家。デザイン界の巨匠。

    ■ Martti Kalliala(マルティ・カリアラ)ベルリンを拠点に活躍するフィンランド人建築家、アーティスト、ミュージシャン。

    ■ Barbara Lehmann(バーバラ・レーマン)Cassina の歴史アーカイヴ管理責任者。

    現代の生活とインテリアを探求〜90年受け継がれたレガシー

    カッシーナは、創業以来インテリアに対して特別な思いと興味を持ち続けてきました。家具のコーディネートのみならず、インテリアと建築が我々の暮らしにどのような社会的・文化的影響をもたらすかということについて探究をし、90 年の歴史の中で、現代の生活様式に最も適した家具を提供し続けてきました。1950 年代の職人による手工業的アプローチから工業生産への体制移行は、カッシーナの将来を見据えた広いビジョンを示す最初の例だったと言えます。新たな形や素材のリサーチを通じたモダニティの追求は、カッシーナという企業のDNAの一部として継続されています。デザイナーや建築家たちの作品の文化的普及についても同様です。ル・コルビュジエの夏季の休暇小屋<Cabanon >や、シャルロット・ペリアン、ピエール・ジャンヌレが1938 年にデザインした山小屋< Refuge Tonneau >のような前衛的な建築プロジェクトの復元が、その例として挙げられます。いずれのプロジェクトも、現在巡回展の一部となっています。

    カッシーナの90周年を記念した、未来の生活の概念を探求する先駆的書籍

    1977年、カッシーナはマリオ・ベリーニに対し、‘il libro dell’arredamento / The Book of Interiors’という書籍の制作を依頼しました。この書籍は、プロダクトを機能と素材で分類し、現代の家をどのように設えるのがベストかという仮説を唱えた一つのフレームワークとなりました。40年前のこのインテリアに対する最初のアプローチこそが、カッシーナ90周年プロジェクトの原点となり、進化する社会がどのように将来のインテリアに影響するかという研究を外部に依頼する大きな原動力となりました。Rizzoliから出版される352ページのモノグラフ‘This Will Be The Place’はカッシーナが見据える未来の生活概念を集約した画期的な内容となっております。書籍は、理論的パートと写真ビジュアルパートの2つのセクションに分かれています。最初のパートでは、建築・デザイン界の5人のオピニオン・リーダーに、生活の文化人類学的、社会学的側面がどのように我々の生活習慣を変えることができるか、ということについて語ってもらいました。後半のパートは、挑戦的なビジュアルアプローチをとっており、それぞれのインタビューから導き出されたアイディアやコンセプトがカ ッシーナの家具をフィーチャーした住環境の中でどのように具現化され得るかを撮りおろした内容となっています。

    This Will Be The Place(英語版)¥10,000(予定価格)出版社:Rizzoli/352ページ/24.1×31.5×3.6 cm