■ 同時発表先 ： 合同庁舎記者クラブ、広島県政記者クラブ、広島市政記者クラブ、

中国地方建設記者クラブ

太田川河川事務所 記者発表 配布資料

平成 26 年 8 月 20 日に発生した広島豪雨土砂災害

に対する緊急事業の進捗予定について

国土交通省では、平成２６年８月２０日に発生した広島豪雨土砂災害により、特に著し

い被害が生じた２４渓流において、一昨年災害時に崩れて渓流に残っている不安定な土砂に

対し安全性を確保する緊急事業（以下「緊急事業」）（※参考資料参照）を開始しました。

これまでに、強靭ワイヤーネットの設置、砂防堰堤の調査・設計、必要な用地の取得を

緊急事業として進め、平成２７年４月２１日に安佐南区八木６丁目において最初の砂防堰堤

工事に着手し、２４渓流で２５基の砂防堰堤の工事を鋭意進めているところです。

これら工事の進捗予定について、お知らせいたします。

２５基の砂防堰堤のうち１５基については、本年３月末時点で緊急事業が完了する予定

です。

残る１０基については、本年の梅雨時期までに緊急事業を完了する必要があると考えて

おり、引き続き必要な用地の確保など地元関係者の協力を得ながら工事を進めて参ります。

なお、現在工事を実施している２４渓流では、不安定土砂に対する緊急事業が完了し

た後も、平成２６年８月２０日のような土砂災害が再び発生した場合にも安全を確保で

きるよう砂防堰堤の嵩上げや渓流保全工（水路工）等追加施設の整備を引き続き進めて

参ります。また、２４渓流に加えて平成２７年４月から新たに事業着手した４渓流にお

いても、現在進めている調査・設計を３月末に完了させ、引き続き必要な用地の確保や

砂防施設の工事を進めて参ります。

今後、これら２８渓流の砂防事業（※参考資料参照）を重点的に進め、平成３１年度

の完了を予定しています。

広島豪雨土砂災害の砂防事業の進捗については、逐次お知らせしてまいります。

＜問い合わせ先＞

国土交通省 中国地方整備局 太田川河川事務所

TEL０８２－２２１－２４３６(代)

副 所 長 青戸あ お と

生せい

治じ

・ 建設専門官 金子か ね こ

秀樹ひ で き

記者発表資料 配 付 日 時

平成２８年１月２０日

１４時 配付

平成26年８月豪雨 緊急事業進捗予定（平成28年3月末の見込み）

294(宮下川)

1001(岩谷川) 295(古川支川)

297(鳥越川支川1)

1003 (植林川支川)

299(鳥越川)

1004(鳥越川支川2)

303(上山川)

1005(梅林西沢)

304(小原山川)

1006(上楽地川)

１００６隣（梅林沢）

306(八木梅林沢)

1007(太田川支川)

307(山手川)

1008 (五反田川)

1009b(別所川)

28(迫田川)

29(大采川)

１０１０隣１（鳴沢）

6157 (山本川支川)

1009a(別所川)

可部東

山本

梅林小学校

緑井小学校

八木小学校

可部高校

1154(可部沢上)

1153(可部沢)

1152(可部沢下)

梅雨時期までに完了

3月末までに完了

本図は国土地理院ホームページの地図を加工しています

凡 例 一昨年の災害時に崩れて渓流に残っている不安定な土砂に対し安全性を確保する緊急事業の進捗予定

砂 防 事 業

緊 急 事 業

砂防施設完成イメージ

砂防堰堤

前庭保護工

渓流保全工

参考資料